>黄河文明とメソポタミア文明
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/05/29 14:36 投稿番号: [35300 / 66577]
なんのこっちゃ?古代的時間感覚では100年や200年の誤差はやむをえないが、黄河文明発祥時、他の文明から孤立していたというのは定説だよ。
小麦がメソポタミア文明云々はその通りだろうが、それ故に黄河文明がメソポタミア文明の影響を受けていたとは言えない。
近年は長江文明の方が早いという説が湯力になってきた(ロンシャン文明、ヤンシャオ文明など)いずれにせよ、中国文明が広大な砂漠、ヒマラヤ山脈などでエジプトやメソポタミア文明とも隔たり、インダス文明とも隔たっていた。そのため、自分たちと比する文明が存在することを知らず、中国人は周囲の民族を全て東夷・南蛮・西戒,北狄と呼び自らを中央の華と称した。中華思想とはそのような形で形成されたわけだ。
中国が西欧やインドと交流を始めたのは中国文明が成立してからかなり後のことだよ。
その辺りのことはこのトピで取り上げた貝塚茂樹著「中国の歴史」岩波新書版の第一章冒頭に書いてある。(スマン
前レスで中国の文明と書いてしまったと思う)
以下同書一部引用
第一章
中国の自然と人間
1地理的孤立性
ー略ー
それは南はヒマラヤ山脈、西はパミール高原、北はアルタイ山脈にかこまれ黄海、東シナ海、南シナ海にいたる一帯のとちである。
ー略ー
アジア大陸の東端に位置を占めている中国は、エジプト、メソポタミアなどの古代文明諸国からもっとも遠く離れた処で文明を形成した。地理的条件からくる孤立性は中国の文明、従って中国の民族性に深い影響を与えずにはおかなかった
ー引用終了
ー
諸説あるのはわかるが、貝塚氏と同様の見方は他にもたくさんあるし、さまざまな状況から納得出来る。すくなくとも、メソポタミア文明の影響を受けて中国文明が発生したという説よりは説得力がある。
これは メッセージ 35297 (attoko12345 さん)への返信です.
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