困った叔父さん
投稿者: nettle33 投稿日時: 2005/04/29 22:05 投稿番号: [32731 / 66577]
かつては村の総代までやった本家の末裔。
だから尾羽うちからしはしたものの、気位だけは高い。
今でも村の寄り合いに出ると、上席に座りたがる。
本家が財産争いで親兄弟が仕事を外に喧嘩していたのを尻目に、こつこつと一生懸命働いてひと財産気づき、今では近在でいちにを争う財産家になった元の分家。
分家はかつて水争いで本家と争ったことがあり、いったんは勝負がつきかけたが、本家がお奉行様に泣きついてゴリ押しで勝を譲らせられた挙句に、損害賠償まで毟り取られた。
ところが本家は、その後も景気のいい分家が羨ましくて仕方がなく、いまだにまだ足りないと口実を設けては金をせびり続ける。
最近は、まだ世間のことを知らない孫まで動員して、分家が経営している店に押しかけさせて商売の邪魔をするように仕向けるので、見るに見かねたお代官様が仲介に乗り出してようやく親同士の話し合いが行われた。
しかし、孫たちにあることないことを吹き込んだ手前、謝ることもできず、本家は家族向けの顔とお代官様向けの顔を使い分けるしかなく、隣近所から白い目で見られるようになってしまった。
こんな困った叔父さんが、親戚にいない?
叔父さんが素直に謝れば、そこは本家と分家、仲直りだってできるのに。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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