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歴史認識を持ち出す本当の理由

投稿者: chives23 投稿日時: 2005/04/16 10:48 投稿番号: [29614 / 66577]
なぜ歴史認識という踏み絵を日本に突きつけるのでしょうか?

その本当のわけは、中国の一国二制度という明らかに無謀な政策の破綻に対する弥縫策にほかなりません。

考えても見てください。

訒小平が言ったという「金持ちになれる者からなったらいい」という掛け声の結果、金持ちには資本主義の論理が適用され、貧乏人は共産主義の論理に相変らず囲われたままでした。

普通、一国二制度とは香港や台湾を指した中国らしい便利主義を言いますが、実際には中国そのものが共産主義を温存しながら、経済的利益のみを享受したいというご都合主義を優先させた一国二制度そのものなのです。

当然、地球上に前例のない壮大な虚構の産物ですから方々に綻びが生じてきます。

その最大なものが共産主義の論理に縛られた地方と、資本主義の悪いところだけが先行して収拾できなくなった都会との経済格差です。

この両者の間に鬱積した負のエネルギーは放置しておくと、中国の現体制を瞬時にふっ飛ばしかねません。

中国の歴代の政権は常にこの負のエネルギーの暴発で転覆してきました。

だから歴史認識という踏み絵を持ち出した反日で、負のエネルギーをプラスに変えようというわけです。

しかしこの弥縫策にも欠点があります。

日本が中国に対する投資を引き上げたら、どうなるでしょう。

いや、日本以外の他の国が日本の後釜を狙って殺到するからどうぞ遠慮なく、といった反論が予想されます。

しかし現在の国際経済では資本は、あるいは投資はドルも円もマルクもポンドもユーロもすべて連動しています。

ましてや日本は世界第二の金持ち国です。

日本が投資のベクトルを変えることは、少なからず世界経済のベクトルも影響を受けることになります。

ですから、一国二制度で世界経済にリンクしている中国は、やはり経済的には資本主義の論理に屈服せざるをえないのです。

ここ一両日の中国政府が世界に発信し続ける沈静化への報道は、それへの対策にほかなりません。

こんなことの繰り返しは、もう通用しないということを、中国もそろそろ理解すべきです。

根本的には、ロシアのように共産主義を抜け出すか、あるいはお隣の北朝鮮のように独自のイズム、たとえば胡錦濤主義に閉じこもるか、どちらかの選択をするべきでしょう。
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