WHO(続き)
投稿者: rekishi_wo_kagami_ni 投稿日時: 2003/05/21 18:32 投稿番号: [272 / 66577]
現状説明が長くなったが、SARSはまだ治療方法が確立していない伝染病で
あり、これを防ぐ方法は情報の公開や伝達、それに基づく迅速かつ確固とした隔
離などの防疫対応である。ウィルスや細菌には国境や人種の隔てなどない。中国
でも台湾でも、また世界のどこでも同じように伝染する。要するに国や政治を超
えた存在である。WHOのオブザーバーとして正式に組織内での情報のやりとり
は、台湾の人民にプラスになるだけでなく、周辺諸国も正しい情報が伝えられる
というメリットもある。中国や台湾に近い日本は、伝染病の蔓延については、正
式経路で台湾の疫病最新情報が常にインプットされることは重要なはずである。
同様な認知は国際医療関係者にもある。たとえばWMA(World Medical
Association)は5月16日にも台湾のオブザーバー参加について提言している。
要点は今回のSARS蔓延の状況を見るに付け、国際社会の協力が必要な状況で
あるにもかかわらず、2000万の人口を有する台湾がWHOから除外されてい
ることは終わりにすべきであると。但し、WMAの立場は台湾の国際地位につい
てサポートするもではないと注記をつけている。
http://www.wma.net/e/press/2003_4.htm
中国政府のオブザーバー参加の拒否理由は、国家という資格がないからという
技術問題を前面に出しているが、それでは実際に起こっている病気をどうするの
かに対する明確な回答がない。簡単に中国は台湾同朋の健康福祉には関心があり、
台湾での情報が十分であるといっている。
http://fpj.peopledaily.com.cn/2002/04/09/jp20020409_16052.html
しかし、このようなコメントは自己矛盾である。もともと中国はWHO人員が
台湾に行くことすら渋っていた。http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003may/03/K20030503MKH1Z100000012.html
WHO正式成員でありながら、SARSの隠蔽をして世界的な批判を浴びてい
ることを忘れたのか。次に台湾での現実為政ができない状態で、どうして十分な
情報があるかを判断するのか。一歩進んで防疫対策ができるのか。その昔、20
数年前台湾で見た地図には、外蒙古(モンゴル)からチベットまで含んだ、大中
国の版図が中華民国とされていた。中国政府のコメントはこれと大同小異の発想
である。
中国政府の参加拒否行動は、目の前にSARSの脅威を感じている台湾人民の
反感を買うだけで、「一つの中国」政策にもマイナスのはずだ。それともハリー
ポッターに習い、魔法の棒を一振りして台湾のSARSを消滅すれば、それこそ台湾
では大歓迎だろう。
人道的な観点、またWHOを通じた国際協力を通じて自己を疫病から守るとい
う観点から、日本が台湾のオブザーバー参加を支持するとの表明は正しいと思う
し、更なる支持を期待する。また、数は少ないが日本国民をはじめ、諸外国の国
民も台湾に暮らしているのであるから、これらの国家は自国民の健康のためにも、
台湾のWHOオブザーバー参加は支持すべきではないか。ますます狭くなる国際
社会ではさらに多くの未知の病気が発生する可能性は非常に大きい。中国の政治
問題でこの狭い世界に疫病のブラックホールを存在させることは、全国際社会に
とってもマイナスである。中国も国際社会の一員であることを認識するべきだ。
あり、これを防ぐ方法は情報の公開や伝達、それに基づく迅速かつ確固とした隔
離などの防疫対応である。ウィルスや細菌には国境や人種の隔てなどない。中国
でも台湾でも、また世界のどこでも同じように伝染する。要するに国や政治を超
えた存在である。WHOのオブザーバーとして正式に組織内での情報のやりとり
は、台湾の人民にプラスになるだけでなく、周辺諸国も正しい情報が伝えられる
というメリットもある。中国や台湾に近い日本は、伝染病の蔓延については、正
式経路で台湾の疫病最新情報が常にインプットされることは重要なはずである。
同様な認知は国際医療関係者にもある。たとえばWMA(World Medical
Association)は5月16日にも台湾のオブザーバー参加について提言している。
要点は今回のSARS蔓延の状況を見るに付け、国際社会の協力が必要な状況で
あるにもかかわらず、2000万の人口を有する台湾がWHOから除外されてい
ることは終わりにすべきであると。但し、WMAの立場は台湾の国際地位につい
てサポートするもではないと注記をつけている。
http://www.wma.net/e/press/2003_4.htm
中国政府のオブザーバー参加の拒否理由は、国家という資格がないからという
技術問題を前面に出しているが、それでは実際に起こっている病気をどうするの
かに対する明確な回答がない。簡単に中国は台湾同朋の健康福祉には関心があり、
台湾での情報が十分であるといっている。
http://fpj.peopledaily.com.cn/2002/04/09/jp20020409_16052.html
しかし、このようなコメントは自己矛盾である。もともと中国はWHO人員が
台湾に行くことすら渋っていた。http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003may/03/K20030503MKH1Z100000012.html
WHO正式成員でありながら、SARSの隠蔽をして世界的な批判を浴びてい
ることを忘れたのか。次に台湾での現実為政ができない状態で、どうして十分な
情報があるかを判断するのか。一歩進んで防疫対策ができるのか。その昔、20
数年前台湾で見た地図には、外蒙古(モンゴル)からチベットまで含んだ、大中
国の版図が中華民国とされていた。中国政府のコメントはこれと大同小異の発想
である。
中国政府の参加拒否行動は、目の前にSARSの脅威を感じている台湾人民の
反感を買うだけで、「一つの中国」政策にもマイナスのはずだ。それともハリー
ポッターに習い、魔法の棒を一振りして台湾のSARSを消滅すれば、それこそ台湾
では大歓迎だろう。
人道的な観点、またWHOを通じた国際協力を通じて自己を疫病から守るとい
う観点から、日本が台湾のオブザーバー参加を支持するとの表明は正しいと思う
し、更なる支持を期待する。また、数は少ないが日本国民をはじめ、諸外国の国
民も台湾に暮らしているのであるから、これらの国家は自国民の健康のためにも、
台湾のWHOオブザーバー参加は支持すべきではないか。ますます狭くなる国際
社会ではさらに多くの未知の病気が発生する可能性は非常に大きい。中国の政治
問題でこの狭い世界に疫病のブラックホールを存在させることは、全国際社会に
とってもマイナスである。中国も国際社会の一員であることを認識するべきだ。
これは メッセージ 271 (rekishi_wo_kagami_ni さん)への返信です.
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