中国は話が違います
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/03/14 13:09 投稿番号: [26045 / 66577]
この件については、monnpaさんがきちんと説明されているので横ながらちょっと補足の意味で書き込みます。
ビジネスを行う以上リスクがあるのは当たり前です。ただ、中国はリスクとも言えないレベルだと言うこと。
一例です。
品物を輸出した場合はその代金を回収する必要があり、それが済んで取引完了です。代金回収の方法はいくつもありますがよく使われる手段としてL/C(Letter of Credit)信用状ベースがあります。
これは相手国の銀行が支払いを保証する制度で、買い手が信用状の発行を自分の取引銀行に依頼し、その銀行は売り手の国の銀行に支払う旨を約束し、売り手側の銀行が買い手に代わって支払いを約束する制度です。そのため、売り手は品物を輸出し、代金を自分たちの銀行から受け取り、その銀行は買い手側の銀行から送金を請け、買い手側の銀行は買い手から代金を回収します。
つまり、銀行が支払いを保証してくれるので、見ず知らずの買い手に対しても売り手は安心して輸出をすることが出来ます。仮に買い手が逃げても支払いをしなくても、代金は銀行が支払ってくれるからです。
これはコレスポンデンス銀行(買い手と売り手側の銀行同士)の信頼があって成り立つ方式ですが、中国の場合銀行自体が信用出来ない。中国の銀行が信用出来なければ売り手に対して代金の保証をしてくれる銀行もなく、代金回収のリスクは全て売り手が負わなくてはなりません。
L/Cを発行出来ない国はたくさんあります。銀行の信用が無いからです。
インチキな買い手に引っかかったり船が沈んで積み荷が無くなるリスクは一般的なリスクと言えますが、国家が信用出来ないのは話は別であり、しかも中国ほどの規模の国が信用出来ないのであれば、通常のビジネスリスクとはとうてい言えません。
これは メッセージ 26022 (qoraboy さん)への返信です.
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