知覧の事
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2005/02/28 00:33 投稿番号: [25312 / 66577]
>・・毛沢東語録なんか読んでないで「英霊の言の葉」でも読んでもう少し勉強してください。九州知覧なんかに行ってみるのもいいかも知れませんね。<
知覧は九州、鹿児島県の小さな町です。中国の人は余り知らないかも知れないけれど、戦争の時代、ここには特攻隊の基地があり、多くの若者が戦闘機に乗って飛び立ち、帰ることのない片道の旅で死地に赴いたのです。
今、ここの飛行場の跡には記念館があり、死ぬために飛び立った若者たちの遺書や遺品などが展示してあります。
そして戦死した若者の写真がズラリと並んで展示してあるのです。
私は、昨年の夏、この地をわざわざ、はるばる訪れて、記念館を参観しました。展示してある戦死者の写真を見ていると、思わず涙がこぼれます。周囲に人がいないなら、声をあげて泣いたかも知れない。
写真の人たちが死なずにいたなら、今は八十過ぎの老人で、ちょうど私の父と同じぐらい。また、戦死者の写真の顔は、皆、若く、人によってはまだ幼くも見えるぐらいで、これら若者の表情は私の息子と同じぐらい。
帰ることのできない死地に赴(おもむ)く息子の気持ち、そして、それを見ながら何もできない、ただ泣くだけの父母の気持ち。それを運命だと甘受し、かくも多くの人が黙々と飛び立ち、誰もが涙をこらえて見送ったのです。思うだに、胸が苦しくなります。
「特攻精神」など軽々しく語ってはなりません。たとえ、其の精神が「ある」としても、特攻隊員でもない、あなたや私に彼らの本当の気持ちが解かろうはずもなく、知ってるような、解かってるような口振りで軽々しく言うこと自体、戦死者に対する侮辱でもあります。
これは メッセージ 25295 (yamato_com_jp さん)への返信です.
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