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美術愛好家のひとりごと

投稿者: kee_tarou 投稿日時: 2005/01/23 00:23 投稿番号: [22544 / 66577]
最近、某美術倶楽部をのぞいてびっくりした。
中国人バイヤ-の数が異常に増えている。
数年前は3人程だったが、今では30人程も参加している。
単に参加人数が増加しただけではなく、彼らの出費する金額も増加している。
なんと呉昌碩の軸を一点400万円で落札した。いや、これだけではない、斉白石も物によったら300万円程にもなる。
例外無く中国人バイヤーが競り落とす。2百数十万までは日本のバイヤーもついていくが後は中国人の独壇場である。

何年か前、香港のコレクターが斉白石を大量に放出して値段がかなり下がった時があった。が、最近は中国人バイヤーの買い付けで驚くほどの高値になっている。

日本が中国に進出していた時、外交官だった須磨弥吉郎氏が、展示即売会で売れなかった斉白石の作品をほとんど購入し、次の日の新聞にこの事が掲載されて斉白石の値段が急上昇しはじめた。

以前、上海に行った時、程十髪氏のお宅に招かれた事がある。彼も何点か所有していたと記憶している。

個人的には八大山人の作品が大好きだが、たぶんオリジナルはもうどこにもないであろう。

現在、中国は絵画の世界でもバブルの様に思う。しかし、本当に芸術的な作品がバブルの投機目的で利用されるのは悲しいことである。
日本のバブルの時、絵画を「壁にかかっている土地」と呼ばれた時期があった。しかし、中国においてもその様な認識で美術品を取り扱ってもらいたくない、と切に願う。
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