下り坂ブランドに目がない中国企業
投稿者: nettle33 投稿日時: 2004/12/18 20:05 投稿番号: [18532 / 66577]
聯想のIBMのPC事業を買収に続き、中国のテレビ最大手であるTCLは、薄型テレビに市場が転換しつつある中でブラウン管テレビの世界大手、仏トムソンのテレビ部門を買収した。
さらに中国の自動車メーカーで最も収益力のある上海汽車は、欧州で買い手のつかない英国の老自動車メーカー、ローバーを大金をはたいて傘下に収めた。
中国からは「蛇が象を飲み込んだ」と中国企業の“偉業”に興奮気味の声が聞こえてくる。
しかし、今回の聯想も含め、中国企業が手に入れたのは、全盛期をとうに過ぎた下り坂の事業や企業にすぎない。
欧米企業の間では「華やかな昔話をすれば、中国企業が大金を出して買ってくれる」という噂が聞こえてくる。
中国が手に入れたと思った「金色のブランド」は、あっという間に変色し、緑青を吹く恐れがある代物ばかりなのだ。
かつて日立製作所は同じIBMからハードディスクドライブ(HDD)事業を買収し、うまく軌道にのせた。
それは偶然ではなく、HDD分野において日立に技術と人材の蓄積があったからこそ。
今の中国は金に糸目をつけないでブランドを買い漁り、世界の下り坂企業の餌食になるだけ。
この金を、国内の所得格差の是正に振り向ける方がよほど有益だと思うのだが。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/18532.html