「華商」について
投稿者: chives23 投稿日時: 2004/10/09 15:11 投稿番号: [13469 / 66577]
普通、華商を「地縁・血縁・業縁」などのネットワークに注目して、「中華」を中心にした内向きの世界観をもった集団と考える。
しかし、本来、華商は国際社会に広がるより広い世界を舞台に活動するもので、特定の国家の利益を追求するのではなく、むしろ脱国家的な視点を持ってグローバルな役割に向いた組織だ。
そして、彼らは強力なナショナリズムや愛国主義が発生すればそのネットワークは消失し、機能を失う脆弱性を持っていることを自覚している。
また華商も二代、三代と代を重ねて生活に余裕ができた結果、宗教的な繋がりが重視されるようになり、例えば佛光山や慈済、あるいは法輪光などの新興宗教のネットワークとも重なってきている。。
これらは台湾からの新移民を中心に形成された宗教団体であり、世界の華人コミュニティーに浸透している。
以上は、「虹のメタファーに見る華商ネットワークの本質」という文章の抜粋だが、著者は華商の繋がりが鮮やかに、世界に跨るように大きく見えるかもしれないが、ナショナリズムや愛国主義にとらわれると現地で反発を喰らい虹のようにはかなく消えてしまうと警告している。
この中国トピックスでは、華商たちが細心の注意を払って行っている経済活動を、心無い中国人がことさらに中国の経済活動の一部のように喧伝しいる。
華商の心を察しない、角を矯めて牛を殺すの類ということになる。
それに、新興宗教が華商の拠りどころになっているのも、法輪光問題を抱える中国にとって、痛し痒しのことのはずだ。
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http://www.jaas.or.jp/pdf/48-1/37.pdf
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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