王毅新大使は21世紀の潁考叔になれるか
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2004/09/27 22:10 投稿番号: [12348 / 66577]
「春秋左氏伝」の隠公元年(つまり、冒頭のところ)、夏、五月の条に潁考叔のお話(物語)が記されています。
春秋時代(BC722年)、鄭国の王である荘公の弟「段」が兵を起こして反逆しました。荘公は段を討伐して追放したが、この乱には荘公の母君(武姜)も関与していることが知れて、荘公は母をも追放してしまいます。
そして、憤激のあまり「不及黄泉無相見也」・・つまり、「死んで黄泉(あのよ)に行くまで、もう、あんたにゃ二度と会わねーからよ・・」と言っちゃいました。
当時は、「孝心なきは人に非ず」の時代ですから、後に、荘公は自分の言葉を悔いて大いに悩みます。
そこに登場の潁考叔・・孝心篤(あつ)く、すぐれもの。
王の悩みを聞き知るや、その解決の為に智慧(ちえ)を絞りました。
母に孝を尽くせなければ王の苦悩が深まり、吐いた言葉を違(たが)えれば王の面子が損なわれる。さーあ、どうする・・?
潁考叔は、地下に隧道(トンネル)掘り、そこに於いて荘公と母君を対面させたのでした。めでたし、めでたし
黄泉とは死後の世界であり、それは地下にある。隧道(トンネル)を黄泉に見立てれば王の言葉に違うことなく、同時に王の孝心も全うできる・・と云うわけ。中国人の智慧なんです・・これが。
さて、新任の王毅大使殿。
日本と中国の関係は、目下、靖国神社の問題がひっかかって身動きがとれません。この「しこり(geda)」を解くのが大使の当面のお仕事ですね。
面子の問題ですから、つっぱらなければ、すぐにも解決できるでしょう。潁考叔に倣い、智慧を尽くしてください。ホント、お願いしますよ。お手並み拝見致します。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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