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日本の防衛計画は脅威対応型へ

投稿者: nettle33 投稿日時: 2004/09/25 23:58 投稿番号: [12036 / 66577]
>わが国にとっての脅威は、
1)核兵器とミサイルを開発中の北朝鮮
2)軍事大国として台頭しつつある中国
3)自由世界の秩序破壊を狙う国際テロリストとその支援国家
の三つだ。

中でも中国は、中国共産党第十六期中央委員会第四回総会で、江沢民氏が党中央委員会主席を辞任し、胡錦濤総書記が後任となった。

だが、江氏は引退後も一定の影響を保持する見通しで、中国が日本に脅威であることに変わりはない。

その中国に米政府は、台湾への武力行使は重大な危機を招くとして自制を促している。

米政府は、経済力拡大の余力を安全保障面での覇権推進に使おうとしている中国を「戦略的脅威」としている。

日米安保体制は中国に対する抑止力として重要性を増しているのだ。

北朝鮮の核とミサイルの脅威に対しては、わが国は米国とのミサイル防衛計画の共同研究を進めるとともに、日米安保条約の抑止機能に依存している。

長期的な日本の外交選択として、「陸の路線」、「独立路線」、「海の路線」の三つが考えられる。

「陸の路線」は大陸中国との協調と一体化を目指すもので、いわゆる「チャイナスクール」と呼ばれる人々の主張だ。

しかし、政治的に日中は異質である。経済的には連携しても、政治的一体化は日本の「フィンランド化」を招く可能性が大きい。

「独立路線」は米中から距離をとる自給自足の道で、日本をいやおうなしに覇権へと向かわせることになるので非現実的だ。

「海の路線」は、日本が貿易立国の海洋国家であり、民主主義の価値観を共有し、英国のように米国とともに生きる道である。

そして、その前提は対テロ戦での協力と日米安保体制の空洞化阻止である。

そのために米軍再編計画に対応しえるよう集団的自衛権の解釈の見直しを含め、同体制の近代化に努めるべきである。<

http://www.worldtimes.co.jp/syasetu/sh040921.htm

日本外交の選択肢の要約としては、鋭い指摘だ。

「チャイナスクール」の人々の主張は、江氏の反日教育の見事な成果、たとえばサッカーのアジアカップの騒動、ここのトピックスでの遣り取りなどを見ても日本国民の大方の賛同は得られない。

日本が覇権国家となることは一部の日本人の郷愁をかきたてはするが、歴史の鏡に照らすまでもなくほとんどの日本人の念頭にない。

したがって日本外交の選択肢は、今進められている日米安保体制の空洞化阻止が最良のものとなる。

中国にとっては腹の下に爆弾を抱えている状態がさらにパワーアップして継続するのだから、これほど気がかりなことはいだろう。

しかし、皮肉なことにこれはある意味では中国が自ら招いたことだということを知るべきだ。
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