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歴史の証言

投稿者: sannennetarouou 投稿日時: 2004/09/21 16:23 投稿番号: [11472 / 66577]
投稿者: yayagoodjp
下記は、一軍人の意見ですが、戦争を体験していない人たちの考えや見方よりも、リアルだと私は感じます。

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1941(昭和16)年、中国でのことだ。私は5,6人の先輩とともに敗残兵の討伐に出かけた。日本兵を恐れて、河川敷のヨシの中に女性や子どもが20人ほど逃げ込んでいた。1年先輩の上等兵が突然、軽機関銃を十数発連射した。悲鳴があがった。地獄の光景だった。あまりのことに私は思わず「何でこんなことを」と叫んだ。上等兵は言った。「むかむかしたでや」

虐殺、強姦、放火、強奪は日常的にあった。でたらめだった。せめて自分だけはそういうことはしたくなかった。東洋平和のためと言われても、私には日本が悪いことをしているとしか思えなかった。(中略)

私は戦後、軍人恩給の受給を拒否してきた。戦争犠牲者は決して私ではない。それはアジアの人々だ。救済すべきはアジアの人々であって、自分が恩給をもらうことには強い抵抗感があった。ほかの人にもらうなと言ったことはないし、言うつもりもないが、自分はもらいたくなかった。

  戦死者を靖国神杜に神として祀るのも、「死んだら神になる」と言って戦意高揚を図った軍国日本の気休めでしかない。濠の中で泣き声をあげたために殺された沖縄の赤ん坊、政府がとっくに終戦を決断していた時期に日の丸の鉢巻きをしめて飛び立った特攻兵、何も悪いことをせずに死んでいった人々は神だ。しかし、殺生を推進した人々が果たして神か。その靖国神杜を首相が参拝するという。愚かなことだ。8月15日と日に日を決めて参るなどというのは、形式だけの参拝であって本当の慰霊ではない。日本がまだ戦争から足を洗っていないことを内外に示すだけだ。

首相はまず、アジアの死者を悼み、沖縄の赤ん坊を悼むべきだ。(後略)

軍人恩給〈旧軍人・旧準軍人・旧軍属とそれらの遺族に、恩給法により支給される恩給〉の受給を拒否してきた元陸軍軍曹   尾下大造(おした・だいぞう)−(「無残な死、ひとりその無念思う=2001年8月7日付『朝日新聞』」
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