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浮生六記作者の沈三白について

投稿者: natsumesouseki_hk 投稿日時: 2004/09/13 01:33 投稿番号: [10637 / 66577]
浮生六記の主人公である沈三白と芸娘の夫婦を一番に挙げる。多くの学者は、特に芸娘は中国の文学作品の中で「最も愛すべき女性」だとしている。

まず二人が結婚する前の「留粥」の物語から芸娘の優しさと愛らしさが読み取れる。ある時、客として芸娘の家を訪れていた沈三白が、夜になって他の客を送るのを手伝った後、腹が減ったが甘い菓子しかなかった。甘い物の苦手な沈三白がためらっていると、芸娘は彼の袖をそっと引く。そこには彼のために粥と惣菜が残してあったのである。

結婚後、二人は詩を楽しみ、花を育てて暮らす。時には芸娘が男装して沈三白と水仙廟の祭りへ出かけ、太湖で船に乗れば船頭と一緒に皿をたたいて歌を歌う。後に芸娘が病気で寝込むと、沈三白は付ききりで看病する。愛は言葉ではなく生活のすべてに満ちているのである。

沈三白は、芸娘は美しくはなく、笑うと歯が二本のぞくと言うが、これは「どんな平凡な男女でも味わい深い愛の物語を持てることを意味しています」と柯慶明教授は言う。ラブストーリーの中の派手で低俗な恋愛に憧れる必要などなく、どこにでも真の愛が存在するのである。


敬具
午前十二時半
香港で出生したなつめそうせきより
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