台湾

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台湾では平和裏に革命は進行した

投稿者: aki_fumika 投稿日時: 2003/11/21 13:51 投稿番号: [918 / 16409]
台湾の事情で分かりにくい部分は。

李前総統が国民党政権最後の総統である、と同時に、国民党票による総統選挙を実施した(中国歴史上)最初の総統であり、その最初に国民党票で選ばれた総統であるということ。それに、民進党が与党となり、陳現総統が、国民党以外から選ばれた最初の総統である、ということ。

「一中」の概念は、孫文の中華民国->中華民国・中華人民共和国の歴史の中で、国民党政権と共産党政権の内戦状態で、成り立つものです。

しかるに、台湾では、まず、日本統治下において、台湾民族による台湾独立運動があり、これは弾圧、抑圧された。また、第二次世界大戦で日本の敗退後、台湾独立運動の高まりがあるが、時を同じくして、蒋介石率いる国民党政権とその軍部が台湾に敗退してきて、その民族独立運動を弾圧する。で、二二八に象徴される、大量殺戮、投獄、国外追放などが、蒋介石、蒋経国政権下で行なわれるわけです。
国民党や共産党の視点から見ると、この時点では、中華民国-中華人民共和国の対立構図があるわけです。

ところが、李前総統が、就任以後、段階的に、民主解放が実施され、主権在民の素地を準備してきたわけでしょ。で、最も、大切なのは、李前総統自身、国民党政権を「外来政権」であると、定義づけたこと。

ここで、台湾民族の視点が、台湾では公なものとなり、また、台湾独立運動の機運が高まるわけです。

かなり前に、この説明はここに書いたことがありますが、台湾民族の民族自決権により、台湾人のための国家を樹立というのが、台湾独立運動であるわけです。
その、最初の関門が国民党という外来政権を打倒すること。
これは、李前総統が平和裏に革命を進行させ、文民による「無血平和革命」がなされたわけです。
国民党は外来政権として、野党に転落。台湾は、多党政治、民主政治の時代を迎えるわけです、ね。
で、外来政権である、国民党時代に制定されたモノ、例えば、国家名、憲法、などが、現状に合わなくなってきているわけで、それを、陳現総統が、李前総統から引き継ぐ形で、民主国家に相応しいものに変えていこうとしているのが、今の台湾の姿です。

ですから、そもそもの中共が喚いている、「一中」は、成り立たないのです。その根底たる、国民党-共産党の対立図式がすでにないのですから。

また、台湾独立運動も、いわゆる「台独」として、いままで考えられてきたものから、大きく前進して、台湾人による、新たな国づくり(新国家、新憲法、民主国家)へと大きく変貌しているわけです。

ここあたりの事情が、どうも、わかりにくいのではないかと思います。
そろそろ、李前総統が、タイミングを選んで、こうした、経緯を、国民や海外に対し、説明する時期に来ているとは思うのですが。

私は、個人的には、それを日本でやっていただきたい。また、天皇による深い慈しみのあるお言葉を賜りたいと、そう思っております。
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