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李登輝前総統TV演説(要旨)

投稿者: aki_fumika 投稿日時: 2004/10/10 15:02 投稿番号: [5062 / 16409]
以下、概略。

台湾の現在の憲法は「中国大陸の支配・統括」を想定したモノであり、非常に古く、台湾の現状に即していない部分がかなりある。
国連や国際的組織に於いては、台湾は、国家としての地位を認められず、不公平感を免れない。
台湾は、現在、民主化プロセスが進み、台湾国民も、民主主義に対し十分に成熟しつつあり、台湾・国家としての同定性(アイデンティティ)も、国民間の共通認識として定着しつつある。
こうした民主化プロセスの情況の下、国際社会で国家として認知されるために、新しい憲法、新しい国名を持つ努力を我々は行う。

というような感じです。これに若干の歴史的な説明が加わるのですが、概略はこのようなモノ。後は、今までに紹介してきた李登輝前総統の発言と同じですので、内容的には何ら新しいモノはありません。
(実際にはこの後に、身内に対し、台湾語でこの演説に若干の付け足しと解説をしております。特に、国連からの退去を命ぜられ、中華民国が国際的に存在しなくなったという事実の強調は、国際社会の対台湾・中共政策の矛盾を露呈するモノとして、重要です)

しかし、TV演説とは言え、その対象がアメリカ議会であり、李登輝前総統が、新憲法、新国名の制定を、公式にアメリカ議会に対し宣言した、という歴史的な価値はかなり大きなモノがあります。

李登輝前総統主導の下、この十数年、台湾の民主化は、戒厳令の解除に始まり、国民による総統の直接選挙など、様々な面で急速に浸透してきました。
そうした、民主化プロセスのゴールが、台湾の国家としての国際的地位の獲得であるわけで、それが2300万台湾国民の意志によって民主的に行われることに重要な意義があるわけです。

陳水扁現総統は、中共との早急な対話の準備がある、また、92年時点の中共側の声明に基づいた形での平和的な両岸問題の解決の意志を表明したわけですが、現実的な戦争の回避、平和的・民主的プロセスでの中共との話し合いを模索するという姿勢を示しております。



中共の「一中」は、現在進行中の歴史を否定し、過去の一経過点である「一中」に歴史を停止させることで、自己正統性を主張しようとしている詭弁そのものです。
こうした詭弁の仕組みは、中共の日本に対する(また韓国や半島に対する)歴史的認識の明白な誤りの中にも常見されるものです。

中共は、日本に対しては、国連の常任理事国入りに対し反対し、中共の歴史的認識を強要、また、ODAなどの資金援助をもぎとる、という強請に出ております。
さらに、台湾に対しては、軍事的強硬姿勢を崩しておりません。
こうした「歴史的進化・進歩」を否定した中共の政策は、すでに国内では破綻をきたし、共産党と軍部そのものが中共国内の民主化、経済発展を阻害している。

国連の行ってきた欺瞞も、停止状態にある国連改革、贈収賄の温床である国連、さらには、国連方式をとっている国際組織では、明々白々で、今や、何も有効な決定がなされない組織として、金権体質を助長する組織としてのみ存在しています。

こうした第二次大戦後の、戦後体質がすでに限界に達し、矛盾だらけであり、機能していないことは、30年近く前から何度も言われてきたことですが、一向に、新しいモノが見えてこない。もう少し私たちは、目を見開き、世界の矛盾を解決する努力をしないといけないのでは?と痛感。
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