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解説「李登輝は日本人。。。」

投稿者: aki_fumika 投稿日時: 2004/02/26 22:20 投稿番号: [1542 / 16409]
台湾の外省人の間で、よく悪口で出るのがこの言葉、「李登輝は日本人だ」。

確かに、李前総統の青年時代をみてみますと、日本統治下ということもありますが、日本とは浅からぬ縁があります。
大学、軍、のみならず、思考、趣味、などでもだいぶ日本に親近感をもっていると思います。ただ、政治的立場では、日本を手痛く批判することもよくあります。

ただ、よく理解していただきたいのは、外省人が「李登輝は日本人だ」と言う、その奥底にあるモノ、なのです。

外省人の典型的な性質に、自分とは異質なモノ、また、自分が理解できないモノについては、理解しようとする努力は絶対しない、また、拒絶反応を示す、というのがあります。

外省人的思考法では、李前総統の思考や行動を理解できない(或いは、したくない)場合、李前総統を、外省人はどのように自分の頭の中で処理するのか?
例えばこう考えたとします;
1)李前総統は台湾人。。。これは、あきらかな間違いで、彼は客家人。で、この考えはまずい。
2)李前総統は客家人。。。これは、外省人でも客家がいるのでまずいし、差し障りがある。
3)李前総統は、中華民国の総統、かつ、国民党の主席であった。。。こう言ってしまうと、認めざるを得ないので、これもまずい。
4)李前総統は、日本人。。。これは、彼をこの範疇に納めれば、まあ、なんとなく納得できるか。。。

こんなものです。
理解不能なモノ、或いは、理解したくないモノを、そのままにしておくのは外省人的思考では、気持ちが悪い。理解できないというのがそもそも外省人のメンツを逆なでする。であれば、なんとか、それら理解不能なモノを、カテゴライズしなくてはならない。カテゴライズしてしまえば、ま、そんなもんだ、で済むからです。
で、1)から4)まで、或いは、それ以上の選択肢の中に、外省人は、李前総統の存在、思考、行動(李前総統なるモノ、ですね)をなんとか押し込もうとする。
で、李前総統は日本人だ、もしくは、日本人的発想だ、と分類して、それで、無理矢理納得しようとするわけです。対象を理解できなくとも、理解できない連中(つまりは、「鼻持ちならない日本人」)の中に押し込んでおけば、ま、日本人に対するのと同様に李前総統を蔑視できる、それで、外省人のメンツがたつ。。。まあ、こんな考えですね。これが、意識する、しない、に関わらず、外省人の典型的な思考法、発想法です。

外省人の発想や思考法は、こうしたように、かなりステレオタイプであり、ステレオタイプが彼らの発想、思考の基盤なのです。

で、外省人、根は、大陸ですから、現在の中共出身者と同根。
中共出身者も、相当にステレオタイプな発想をします。というか、そうしないと、頭に相当なストレスを受け、オーバーヒートしてしまうのです。
これは、揶揄でも冷やかしでもなく、一般の多くの中国系に見られる現象です。

従って、「李登輝は日本人」と、外省人や中共出身者が言う場合、彼らは、そうして無理矢理、理解できないモノをある範疇に押し込めることで、自分を納得させ、圧力から解放されたいのだ、と思ってください。

で、その範疇は、範疇自体を理解できなくともよい、中国系は、ともかく、人間を白人、黒人、中国人、などと分けるように、月並みなカテゴリーに分類して、それで、自分たちの思考を停止したいのです。つまり、思考の呪縛から解放されたい、そんなものですよ。


これ、台湾では、時々、TVで、「李登輝は共産党員」と言っている場合も、同じ、発想、思考法が作用しております。

すべての事柄、事象を、ステレオタイプにしか理解できないのが中国系の典型的な性質であり、限界なのです。

これは、一つの事柄を、長時間、ずーっと考え続けることができない、すぐ飛躍する、論理的思考ができない、などの、中国系の典型的な性質と同じパターンの行動様式です。

まあ、だいぶ以前に何度か、外省人や中共出身者たちの心理や思考、行動を解析したことがありますので、詳しくは過去ログ参照というところでしょうか。。。
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