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袁世凱の壱圓銀貨

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2008/11/22 20:54 投稿番号: [15206 / 16409]
靖国神社がある九段(くだん)から神田神保町に向かって歩くと、その道路の北側の店舗にコイン(古銭)・ショップがある。
その店で、先日、銀貨を数枚買った。
それは中華民国3年(1914年)に発行された壱圓銀貨。
中華民国で初めて出された銀貨の肖像は、時の大総統・・袁世凱。

当時、国際貨幣として流通していたメキシコ銀貨と同じ質量であり、風格のある大型の銀貨。
手のひらにのせれば、ずしりと重たい。
この日々、袁世凱は私の掌中でクルクルと弄(もてあそ)ばれている。

さて、このトピのご常連のbenki(弁奇)先生は、言うまでもなく愛国者である。
弁奇先生の愛する国は中華民国。
それは中国の偉大な革命家・・孫文先生が建てた国。やがて建国100年であり、店に譬(たと)えるなら、これ正に「百年の老舗(しにせ)・・百年老店」である。

中華民国・・と言っただけで、もう、濃厚な中華の香りが漂ってくるような気がする。
もし、これが紹興酒なら百年物の貴重品であり、芳醇の香気が満ちているはず。
歴史ある中華民国に比べるなら、中華人民共和国なんか、まだまだ歴史が浅くて熟成が足りない。

弁奇先生は中華民国を、こよなく愛しているのだが、中華民国は私だって嫌いじゃない。
壱圓銀貨の肖像・・初代大総統、袁世凱の姿を見ながら近代中国の歴史を振り返る。
中華民国の素晴らしさは理解できる。
中国人なら誰もが愛して当然の中華民国。
切なる愛国の心情、その歴史的価値は私も大いに認めます。

だが、弁奇先生に言っておきたい。
中華民国、・・今日(こんにち)、国家としてのその価値はすでに骨董的価値に他ならないのです。

中華民国の壱圓銀貨・・それは今でも素晴らしい銀貨だし、これを手に入れたいなら骨董的価値によって、それ相当のお値段。
だが、この壱圓銀貨も中華民国も、今の時代に通貨(貨幣)として、或いは国家としてはすでに通用していないのです。
袁世凱の壱圓銀貨を銀行に持って行っても受け付けてくれない。
同様に、中華民国を持ち出しても、世界はこれを相手にしない。

現代の台湾は、中華民国と云う、もはや通用しない骨董的価値によって評価されるものではありません。
弁奇先生が、この道理を理解できないなら、やがて時代遅れとなって、ご自身が骨董になってしまいます。
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