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特務のDNA

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2008/11/21 01:26 投稿番号: [15203 / 16409]
50年代、60年代、あの白色恐怖(テロ)の時代に政治迫害を受けた政治犯の多くは、今や高齢者となり、白楊さんなどは今年亡くなった。

盧兆麟と云う人がいる。この方も今年亡くなったか。
政治犯となって1950年から75年までの25年間を獄中で過ごした。
その盧先生が口述の手記で語っている。
また、多くの政治犯も同様のことを言っている。

政治犯は釈放された後も、常に監視されていたのだそうだ。
交友関係を監視され、家にも職場にも時々、警察や特務がやって来て様子を窺(うかが)う。
それは李登輝の時代になっても終息せず、陳水扁の時代になってようやくなくなったのだそうだ。

そう、台湾ではほんの十年前まで、人々の思想信条は厳しく監視され、社会の裏の裏では特務・秘密警察・諜報機関が暗躍していたのだ。
その特務の実態は今も昔も不明であり、中華民国総統でさえ、その組織の実態を把握できない。

政府警察に属する組織、軍関係の組織、党(国民党)の組織、その他、様々の組織が絡み合っているのであり、その関係は複雑で説明できない。
その活動資金が何処から来て何処へ流れるのか?
その組織の人事がどうなっているのか?
政府のトップでも把握できないし、関与できない。

陳水扁の時代、政権が民進党に移っても、それら特務機関の実態が暴(あば)かれたことはないし、消滅した形跡もない。
この8年間、どうなっていたのか?

恐らく、仮死状態のまま眠っていたのだろう。
乾季の砂の中で死んだように眠っていても、雨が降って水がくれば、忽ち息を吹き返して増殖を始める。
政権が国民党にもどって、やれやれ、ホッと一息か。

中華民国の特務・諜報機関とはそう云うものなのだから、人々はこれを監視しなければならない。
昔は国民が監視されていたのだが、今の時代は国民がこれを監視しなければならない。

昔は簡単であった。
「こやつは共産党・・」と決め付ければ、問答無用で獄にぶち込むことができた。
今の時代、彼らの仕事は巧妙なのである。
マスコミ(媒体)を操作して牛耳る。司法に介入する。政敵の旧悪を探る。
その活動は多岐にわたっているのだ。

台湾の裏社会を牛耳っているのは得体(えたい)の知れない黒社会(暴力団)ではない。
それは正々堂々の政府組織、国家組織なのだから、国民は何事につけ、その存在を意識していなければならないのだ。
そうでなければ、必ず特務・諜報組織の暴走が始まる。
彼らは党や政府の何処からも掣肘(せいちゅう)されていないから恐ろしい。

中国国民党は、そもそも、その始まりが革命政党だから、特務・諜報組織だけは異様に発達している。
そのDNAが消えることはない。
今、起こっていること、・・その陰に何があるのか???
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