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高度成長、安定成長・・

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2008/07/01 18:26 投稿番号: [14642 / 16409]
中華民国の弁奇先生は、言うまでもなく中国人です。
その中国人の意識で、「今は、もう、日本の時代ではないよ。もはや日本から学ぶものはない。中国の優秀な学生は日本ではなく、欧米を選んで留学する。」と言ってやるなら、なるほど、気分は「快哉、快哉」、溜飲が下がると云うものだ。

中華民国の弁奇先生に限らず、中国人のこの指摘は、なるほど正しい。
確かに今は日本の時代ではなく、日本に学ぶものは(以前に比べて)多くはない。
中国にとって日本はもはや参考にならないのであり、学ぶ価値が乏しい。


中国人の認識は正しいが、それ故に中国人は大きく誤り、錯覚する。
どう云うことか・・・?

6〜70年代の台湾、8〜90年代の中国は、後塵を拝して日本から多くのものを学んだ。
その時代の日本は高度経済成長(高速度経済発展)であり、その成功の経験に学び、アジアの諸国がそのシステムを導入するのは当然のことだった。

だが、今は違う。今はもう、日本の時代ではない。日本から学ぶ時代ではないし、日本が一番でもない・・・と、中国人は言いたがる。
そして、もちろん、「これからは中国が一番・・」と言いたがる。

中国人が精神勝利法の観点から「日本はすでに凋落(ちょうらく)した」と言いたい気持ちは理解できる。
中国人の理解なら、なるほど、それは凋落にしか映らないだろう。

だが、事実は違う。
中国は今なお、高度経済成長の路を驀進(ばくしん)しているが、日本はすでにその時代を通過して「安定成長」の時代に入っていると云うことなのです。
これを飛行機に喩えるなら、離陸直後、エンジン・パワー全開、急角度で上昇の時代ではなく、やがて相当の高度に達して水平飛行に移り、エンジンの音も静まり、乗客はゆっくり、くつろいでいる時代なのです。

中国人から眺めれば日本の姿は物足りない。・・当然です。
日本から中国を眺めるなら、稼ぐことに必死だった日本のあの時代を思い出す。・・懐かしい!

高度成長なのか、安定成長なのか?   中国人が、その違いを理解していないと日本についても大きな誤解を生じるでしょう。

ところで、台湾ですが、・・台湾が中国に追随するなら、当然、その経済は中国の高度成長に同調せねばならず、今後は強大な成長の渦に巻き込まれて翻弄されることを覚悟せねばなりません。
国民党政権の下、これからは中国と更に密着することになるのですから、中国と距離を保つことは難しくなるでしょう。

日本などは、すでに安定成長(穏定発展)。今後とも、この環境に変化はありません。
如何に巧妙でも「高度成長」「安定成長」・・同時にその双方にスタンスを置くことはできないのだから、台湾の場合、どちらの経済路線を選ぶのか、これからの国民の選択に掛かっているわけです。
極端に言えば、高度成長の中国なのか、或いは安定成長の日本か・・?

日本はすでに凋落したと判断して日本を離れ、高度成長の中国と歩調を合わせるのは容易でしょうが、その場合、5年後、10年後、中国の成長が限界となった時、台湾はどうなるのだろう?
その時に直面して、すんなり安定成長の経済路線に転換できるのか?
もしかしたら、中国に翻弄されて脱線転覆の可能性もあるでしょう。

台湾はここで、慎重に思案しなければならないのです。
次のステージに向けて、学ぶことは多いはずですよ。違いますか・・?
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