陳総統は米国境内の通過滞在を許可されない
投稿者: water_closet_in_president_house 投稿日時: 2006/05/05 12:43 投稿番号: [12361 / 16409]
台湾・陳総統の中南米歴訪「給油のみ」許可
米、通過滞在認めず
強まる独立志向を憂慮
【台北=長谷川周人】台湾の陳水扁総統が予定している中南米歴訪に際し、中継地となる米国が総統の受け入れ待遇を過去最低レベルに落とすことが三日、明らかになった。台湾側がニューヨークかサンフランシスコへの通過滞在を要望していたのに対し、米側はこれを認めずアラスカ・アンカレジでの給油のみを許可した。厚遇された最大野党、中国国民党の馬英九主席の訪米との対照的な違いは、独立志向を強める陳総統へのブッシュ米政権の憂慮をにじませた形となった。
同日、記者会見した台湾外交部の黄志芳部長(外相)によると、陳総統は当初、三日に出発し、中米コスタリカと南米パラグアイを訪問する予定で、途中、ニューヨークなどへの通過滞在を米国に打診していた。
しかし、寄港地は米本土から離れたアラスカのアンカレジに限られ、目的も機体整備と給油のみに限定された。米国との調整に時間がかかって、出発も一日延期された。
黄部長は今回の米国の措置について、「満足はできないが、台米の長期的な友好関係のため、米国と協議の上で決めた」と述べた。
黄部長は同時に、一般論として、中国が台湾に加える外交圧力を強い調子で非難した。
陳総統は二〇〇〇年の就任後、ブッシュ政権の下で五回の米国通過滞在を実現した。〇一年の滞在では米中軍用機の接触事故で険悪化した米中関係を背景に連邦議員との会談まで公認され、米台断交以降、台湾総統として最高レベルの歓待を受けた。
続く〇三年の滞在でも、当時のパウエル米国務長官と握手を交わすなど実質的な外交活動の拡大を図ってきた。
しかし、その後、ブッシュ政権の対応も徐々に変化し、今回は米国本土への乗り入れも認めない「屈辱的な扱い」(台湾紙、聯合報)となった。
十二年前にも、李登輝総統(当時)が中米訪問の際に立ち寄ったハワイでクリントン政権(同)は給油のみを認めて李氏の滞在までは許可しておらず、今回もこれに並ぶ冷たい扱いとなった。
三月に訪米した馬英九主席に対しては、米国は国務省、国防総省の高官が会談するなど異例の対応をみせた。これとは対照的な陳総統への冷遇の理由として、段階的な中台統一を目指す国家統一綱領などを陳総統が実質的に廃止したことに、米国が反発したためではないかとみられている。
黄部長は会見で、国家統一綱領の実質廃止問題との因果関係を否定したものの、台湾で発行される香港紙、蘋果日報が五月二日に実施した世論調査では、米国が陳総統の“立ち寄り外交”に慎重になる原因として、44・85%が「(綱領の)実質廃止に対する米国の嫌がらせ」と回答している。
(産経新聞) - 5月4日10時53分更新
強まる独立志向を憂慮
【台北=長谷川周人】台湾の陳水扁総統が予定している中南米歴訪に際し、中継地となる米国が総統の受け入れ待遇を過去最低レベルに落とすことが三日、明らかになった。台湾側がニューヨークかサンフランシスコへの通過滞在を要望していたのに対し、米側はこれを認めずアラスカ・アンカレジでの給油のみを許可した。厚遇された最大野党、中国国民党の馬英九主席の訪米との対照的な違いは、独立志向を強める陳総統へのブッシュ米政権の憂慮をにじませた形となった。
同日、記者会見した台湾外交部の黄志芳部長(外相)によると、陳総統は当初、三日に出発し、中米コスタリカと南米パラグアイを訪問する予定で、途中、ニューヨークなどへの通過滞在を米国に打診していた。
しかし、寄港地は米本土から離れたアラスカのアンカレジに限られ、目的も機体整備と給油のみに限定された。米国との調整に時間がかかって、出発も一日延期された。
黄部長は今回の米国の措置について、「満足はできないが、台米の長期的な友好関係のため、米国と協議の上で決めた」と述べた。
黄部長は同時に、一般論として、中国が台湾に加える外交圧力を強い調子で非難した。
陳総統は二〇〇〇年の就任後、ブッシュ政権の下で五回の米国通過滞在を実現した。〇一年の滞在では米中軍用機の接触事故で険悪化した米中関係を背景に連邦議員との会談まで公認され、米台断交以降、台湾総統として最高レベルの歓待を受けた。
続く〇三年の滞在でも、当時のパウエル米国務長官と握手を交わすなど実質的な外交活動の拡大を図ってきた。
しかし、その後、ブッシュ政権の対応も徐々に変化し、今回は米国本土への乗り入れも認めない「屈辱的な扱い」(台湾紙、聯合報)となった。
十二年前にも、李登輝総統(当時)が中米訪問の際に立ち寄ったハワイでクリントン政権(同)は給油のみを認めて李氏の滞在までは許可しておらず、今回もこれに並ぶ冷たい扱いとなった。
三月に訪米した馬英九主席に対しては、米国は国務省、国防総省の高官が会談するなど異例の対応をみせた。これとは対照的な陳総統への冷遇の理由として、段階的な中台統一を目指す国家統一綱領などを陳総統が実質的に廃止したことに、米国が反発したためではないかとみられている。
黄部長は会見で、国家統一綱領の実質廃止問題との因果関係を否定したものの、台湾で発行される香港紙、蘋果日報が五月二日に実施した世論調査では、米国が陳総統の“立ち寄り外交”に慎重になる原因として、44・85%が「(綱領の)実質廃止に対する米国の嫌がらせ」と回答している。
(産経新聞) - 5月4日10時53分更新
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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