「暴利業界ランキング」中国社会の変化
投稿者: atomisedcross 投稿日時: 2008/04/06 21:42 投稿番号: [5412 / 30899]
中国の最大の敵は中国国内にあるように思います
「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/
第1位:不動産業界
「2007年中国富豪ランキング」に選ばれた100人の富豪の約40%が不動産関連業者であることからも分かるように、不動産業は金の成る木であり、地方政府の役人との癒着によって“使用権”を廉価で購入した土地にマンションを建設すれば利益は思いのまま。金余りで不動産投機がブームとなったことで、住宅価格は高騰を続け、不動産業者の懐は暴利で大いに潤った。富豪第1位にランクされた女性不動産業者の楊恵妍(26歳)の資産は何と1300億元(約1兆9500億円)と推定されている。ところが、中国の富豪の多くがまともに個人所得税を支払っていないと言われており、貧富の格差はますます増大する傾向にある。
第2位:メガネ業界
統計によれば、中国では3億人がメガネをかけており、3年に1回メガネを取り替えたとしても、毎年のメガネ需要は1億個。しかも、価格があって無きが如しで、原価20元(約300円)のメガネが口先1つで400元(約6000円)でも売れる。
第3位:葬儀業界
葬儀業は独占経営であり、封建的な葬儀と埋葬が重視されることで、法外な値段をふっかけるのが当たり前。墓地の値段も高騰し、遠隔地でないと庶民には手が届かない。
第4位:通信業業界
2008年2月末時点における電話ユーザーは9億2700万に達しているが、そのうち携帯電話ユーザーは5億6500万を数え、全体の60%を占めており、さながら携帯電話王国の様相を呈している。人々は常に携帯電話を手放さず、所構わず大声を出して携帯電話で会話している。そのコストは1分当たり4分(約6円)以下で、純利益は50%以上という。
第5位:薬品業界
病院に40元(約600円)で販売される薬の工場出荷価格は12元(約180円)。この差額28元(約420円)の中の7~15元(約105~225円)が流通コストでそのほとんどが病院へのリベート。リベートは販売価格の30~40%を占めるが、これを支払ってもまだ21~13元(約315~195円)の利益が残る。一方、病院はリベートを取った上にさらに大きな利益を乗せて患者に販売する。日本でも「薬九層倍」として製薬業者の暴利振りを囃すが、中国も同である。
第6位:高速道路業界(=中国語“高速公路”)
高速道路は中国全土を縦横に結ぶ重要な交通手段だが、料金が高いのが玉に瑕(きず)。
そこで付いた渾名(あだな)が“高価公路”。ある料金所職員の月給が8000元(約12万円)と国家公務員1級の月給よりも多いという馬鹿な実話があるほどに暴利をむさぼっている。
第7位:化粧品業界
宣伝に巨額を投じた輸入化粧品の販売価格は製造原価の数十倍。美容院の化粧品の暴利振りはもっと凄まじい。美容院で販売される化粧品の多くは国内の中小企業製品だが、販売価格が200元(約3000円)の化粧品のメーカーからの買入価格は時に10元(約150円)にも達しない。
第8位:教育業界
子供の栄達を望む親たちは金に糸目をつけないが、教育は家庭支出の最大項目の1つとなっている。良い幼稚園に入れるには1万元(約15万円)以上の賛助金、小・中・高で良い学校に入学させるには「学校選択費」(=中国語“択校費”)が数万元は必要。これ以外にも種々の理由を付けた費用が次々と必要となる。「教育」は「銭育」に変わったらしい?
暴利業界の存在は、生活のゆとりから生まれる見栄に左右される部分が大きいように思える。ゆとりが無かった時には考えることすら出来なかった「広い住宅」、「立派な葬儀」、「自家用車」、「美容」、「質の高い教育」、「高級医療」といった夢の実現に一歩踏み出すことが、暴利業界との接点となる。業界が暴利をむさぼることが出来るのは官との癒着によって得た特権によるところ大だが、見栄で分不相応な支出を敢えて行う庶民にも原因がある。
ところで、昨今の不動産価格下落でも、不動産業界は暴利業界ランキング第1位という不名誉な栄冠を来年も守れるだろうか。
「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/
第1位:不動産業界
「2007年中国富豪ランキング」に選ばれた100人の富豪の約40%が不動産関連業者であることからも分かるように、不動産業は金の成る木であり、地方政府の役人との癒着によって“使用権”を廉価で購入した土地にマンションを建設すれば利益は思いのまま。金余りで不動産投機がブームとなったことで、住宅価格は高騰を続け、不動産業者の懐は暴利で大いに潤った。富豪第1位にランクされた女性不動産業者の楊恵妍(26歳)の資産は何と1300億元(約1兆9500億円)と推定されている。ところが、中国の富豪の多くがまともに個人所得税を支払っていないと言われており、貧富の格差はますます増大する傾向にある。
第2位:メガネ業界
統計によれば、中国では3億人がメガネをかけており、3年に1回メガネを取り替えたとしても、毎年のメガネ需要は1億個。しかも、価格があって無きが如しで、原価20元(約300円)のメガネが口先1つで400元(約6000円)でも売れる。
第3位:葬儀業界
葬儀業は独占経営であり、封建的な葬儀と埋葬が重視されることで、法外な値段をふっかけるのが当たり前。墓地の値段も高騰し、遠隔地でないと庶民には手が届かない。
第4位:通信業業界
2008年2月末時点における電話ユーザーは9億2700万に達しているが、そのうち携帯電話ユーザーは5億6500万を数え、全体の60%を占めており、さながら携帯電話王国の様相を呈している。人々は常に携帯電話を手放さず、所構わず大声を出して携帯電話で会話している。そのコストは1分当たり4分(約6円)以下で、純利益は50%以上という。
第5位:薬品業界
病院に40元(約600円)で販売される薬の工場出荷価格は12元(約180円)。この差額28元(約420円)の中の7~15元(約105~225円)が流通コストでそのほとんどが病院へのリベート。リベートは販売価格の30~40%を占めるが、これを支払ってもまだ21~13元(約315~195円)の利益が残る。一方、病院はリベートを取った上にさらに大きな利益を乗せて患者に販売する。日本でも「薬九層倍」として製薬業者の暴利振りを囃すが、中国も同である。
第6位:高速道路業界(=中国語“高速公路”)
高速道路は中国全土を縦横に結ぶ重要な交通手段だが、料金が高いのが玉に瑕(きず)。
そこで付いた渾名(あだな)が“高価公路”。ある料金所職員の月給が8000元(約12万円)と国家公務員1級の月給よりも多いという馬鹿な実話があるほどに暴利をむさぼっている。
第7位:化粧品業界
宣伝に巨額を投じた輸入化粧品の販売価格は製造原価の数十倍。美容院の化粧品の暴利振りはもっと凄まじい。美容院で販売される化粧品の多くは国内の中小企業製品だが、販売価格が200元(約3000円)の化粧品のメーカーからの買入価格は時に10元(約150円)にも達しない。
第8位:教育業界
子供の栄達を望む親たちは金に糸目をつけないが、教育は家庭支出の最大項目の1つとなっている。良い幼稚園に入れるには1万元(約15万円)以上の賛助金、小・中・高で良い学校に入学させるには「学校選択費」(=中国語“択校費”)が数万元は必要。これ以外にも種々の理由を付けた費用が次々と必要となる。「教育」は「銭育」に変わったらしい?
暴利業界の存在は、生活のゆとりから生まれる見栄に左右される部分が大きいように思える。ゆとりが無かった時には考えることすら出来なかった「広い住宅」、「立派な葬儀」、「自家用車」、「美容」、「質の高い教育」、「高級医療」といった夢の実現に一歩踏み出すことが、暴利業界との接点となる。業界が暴利をむさぼることが出来るのは官との癒着によって得た特権によるところ大だが、見栄で分不相応な支出を敢えて行う庶民にも原因がある。
ところで、昨今の不動産価格下落でも、不動産業界は暴利業界ランキング第1位という不名誉な栄冠を来年も守れるだろうか。
これは メッセージ 5404 (atomisedcross さん)への返信です.
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