中国で「ニセモノの塩」が氾濫
投稿者: atomisedcross 投稿日時: 2008/04/06 17:59 投稿番号: [5288 / 30899]
なぜ、毒殺とも言えるこんなことが自国内で起こりえるのか?
中国で「ニセモノの塩」が氾濫
長期間摂取で中毒 懸念される健康被害に打つ手なし
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/
外で買った食塩の方が良さそうだから、俺たちの塩は使わない」
棺桶工場の前には海水晶を運んできたトラックのほかに2台のワゴン車が止まっているだけ。捜査員たちが望遠鏡とビデオ撮影をしながら工場を観察し続けていると、棺桶工場から男女2人が包装された物を持って現れ、ワゴン車に乗り込み走り出すのが目撃された。捜査員たちは早速この車を追跡したところ、ワゴン車は璧山県の農貿市場に到着し、白色のプラスチック包装の品物を2軒の小売店に卸して立ち去った。捜査員たちは直ちに2軒の小売店に立入調査を実施。品物は偽塩であることが判明した。
動かぬ証拠を確認した捜査員たちは棺桶工場に踏み込み捜索を敢行した。この結果、偽塩製造団は、棺桶を製造していた工場を借り受けて、海水晶を小口包装(プラスチック袋)にすることで「偽塩」を製造していたことが判明した。現場からは小口包装された偽塩が5トン、小口包装用のプラスチック袋が3万枚ほど押収された。
現場で逮捕された犯人たちが使っていた食塩は本物の食塩であった。捜査員が犯人の1人に「お前たちは自分たちの塩は使わないのか」と尋ねると、「外で買った食塩の方が良さそうだから、俺たちの塩は使わない」と答えたという。
こうして、海水晶を原料とする偽塩製造団は逮捕され、事件は決着したが、捜査の開始から約2年間の歳月を要した。偽塩事件はこれにとどまらず、重慶市だけでも各地で多発しており、2004年捜査開始から2006年末までに押収された偽塩は500トンを上回っている。
広州市の食品市場では、プラスチック包装の偽塩の1斤(=500グラム)が1元(16円)であるのに対して本物の食塩は1.3元(21円)。日本円ならたったの5円の違いだが、お金に厳しい中国の庶民が少しでも安いものを買おうとするのは、当たり前でよく理解できる。
一方、小売店にしても食塩は政府指定価格で儲けは薄いが、偽塩ならば食塩の倍の利益となるので、食塩を隠してでも偽塩を販売したくなろうというもの。
安物買いの銭失い
中国のことわざに「一銭一貨」(=1銭の物は1銭の価値しかない)というのがあり、安い物に良い物はないということを意味している。これは、日本ならさしずめ「安物買いの銭失い」とでもいうことになろうか。そうではあっても少しでも安いものを求めようという消費者心理に上乗りして欺くだけでなく、健康被害を来し、最悪は死までもたらす偽塩を食塩と偽って流通させるとはもっての外だろう。
偽塩事件は最近始まったものではなく、中国政府は従来から取り締まりを継続しているが、依然として中国各地に偽塩製造団が暗躍しているのが実情である。「泥棒にも三分の道理」というが、犯罪にも人倫があることを、こうした不心得者たちに理解させるのはどうすればよいのか。拝金主義に凝り固まった亡者たちを善導することは至難である。儒教の発祥の地である中国に儒教教育を復活させ、人倫の道を教えることが必要なのかもしれない。
中国で「ニセモノの塩」が氾濫
長期間摂取で中毒 懸念される健康被害に打つ手なし
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/
外で買った食塩の方が良さそうだから、俺たちの塩は使わない」
棺桶工場の前には海水晶を運んできたトラックのほかに2台のワゴン車が止まっているだけ。捜査員たちが望遠鏡とビデオ撮影をしながら工場を観察し続けていると、棺桶工場から男女2人が包装された物を持って現れ、ワゴン車に乗り込み走り出すのが目撃された。捜査員たちは早速この車を追跡したところ、ワゴン車は璧山県の農貿市場に到着し、白色のプラスチック包装の品物を2軒の小売店に卸して立ち去った。捜査員たちは直ちに2軒の小売店に立入調査を実施。品物は偽塩であることが判明した。
動かぬ証拠を確認した捜査員たちは棺桶工場に踏み込み捜索を敢行した。この結果、偽塩製造団は、棺桶を製造していた工場を借り受けて、海水晶を小口包装(プラスチック袋)にすることで「偽塩」を製造していたことが判明した。現場からは小口包装された偽塩が5トン、小口包装用のプラスチック袋が3万枚ほど押収された。
現場で逮捕された犯人たちが使っていた食塩は本物の食塩であった。捜査員が犯人の1人に「お前たちは自分たちの塩は使わないのか」と尋ねると、「外で買った食塩の方が良さそうだから、俺たちの塩は使わない」と答えたという。
こうして、海水晶を原料とする偽塩製造団は逮捕され、事件は決着したが、捜査の開始から約2年間の歳月を要した。偽塩事件はこれにとどまらず、重慶市だけでも各地で多発しており、2004年捜査開始から2006年末までに押収された偽塩は500トンを上回っている。
広州市の食品市場では、プラスチック包装の偽塩の1斤(=500グラム)が1元(16円)であるのに対して本物の食塩は1.3元(21円)。日本円ならたったの5円の違いだが、お金に厳しい中国の庶民が少しでも安いものを買おうとするのは、当たり前でよく理解できる。
一方、小売店にしても食塩は政府指定価格で儲けは薄いが、偽塩ならば食塩の倍の利益となるので、食塩を隠してでも偽塩を販売したくなろうというもの。
安物買いの銭失い
中国のことわざに「一銭一貨」(=1銭の物は1銭の価値しかない)というのがあり、安い物に良い物はないということを意味している。これは、日本ならさしずめ「安物買いの銭失い」とでもいうことになろうか。そうではあっても少しでも安いものを求めようという消費者心理に上乗りして欺くだけでなく、健康被害を来し、最悪は死までもたらす偽塩を食塩と偽って流通させるとはもっての外だろう。
偽塩事件は最近始まったものではなく、中国政府は従来から取り締まりを継続しているが、依然として中国各地に偽塩製造団が暗躍しているのが実情である。「泥棒にも三分の道理」というが、犯罪にも人倫があることを、こうした不心得者たちに理解させるのはどうすればよいのか。拝金主義に凝り固まった亡者たちを善導することは至難である。儒教の発祥の地である中国に儒教教育を復活させ、人倫の道を教えることが必要なのかもしれない。
これは メッセージ 5286 (hamiltonian_function さん)への返信です.
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