Re三国志における食人の話
投稿者: akkxgfm55f 投稿日時: 2008/04/22 22:34 投稿番号: [15238 / 30899]
<漢民族の食人習慣、儒教における忠義>肉食文化圏においては食人の習慣(カニバリズム)は珍しくないようですが中国においては飢えた極限の状況ではなく、うまいものを食うグルメの一環として食人習慣があるようです。吉川英治の三国志に次のような場面があり、びっくりした記憶があります。作者の
吉川英治も日本の読者にはどぎつすぎると思ったのか「読者諸氏よ、無粋にも作品の中に作者が割り込んで悪いが許されよ」と断りながらその話の釈明をしていました。
…あるとき戦に敗れた主人公劉備玄徳が粗末な山小屋に一夜の宿を頼んだ。玄徳の人品、気品からやんごとなきお方と察した山小屋の主人は狼の肉ですといって玄徳にご馳走を振舞う。翌朝、玄徳が出立しようとしたとき鍋に入れられた人骨を発見する。山小屋の主人に問うと彼の女房を煮て劉備に振舞ったのだという。
だが、真に戦慄すべきはこのことで劉備玄徳が山小屋の主人を怒るのではなく真の忠義者であると涙を流し感激し、後日その山小屋の主人は大出世をするのです。狼の肉ですといったのは嘘を言って騙したのではなく最高の美味なご馳走を提供するのに謙遜をしたまでなのです。この話はれっきとした「美談」として語られているのです。儒教で言う真の忠義とはここまでの犠牲を家来に求めるものだなとつくづく思いました(孔子も弟子を食ってる)。この逸話がわが国に伝わると大切な盆栽を焚き暖をとった話かせいぜい一夜の伽に娘を差し出した程度に話が変わってくるのです
これは メッセージ 15222 (sakuranoobi さん)への返信です.
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