先日のアジアカップにおける反日暴動の件ですが。現地の友人からの情報によれば、
大会の一ヶ月前あたりから、CCTVではゴールデンタイムに抗日戦争の映画や特集が
放送され、新華社のHPも抗日キャンペーンをしていました。
現地では、毎年8月15日が近づくと同じようなキャンペーンをしていますが、今年は
一ヶ月前から始まり、それもゴールデンに直前一週間にわたっての放送でしたので、知日
派の北京市民の間でも噂が広がって「何があるんだろう」と囁かれていたそうです。
ですから、あの騒ぎは国家的意図によるものと言っていいと思われます。
では何故、北京オリンピックを前にして、あえて今、評判を落とすような事をしなければな
らなかったのか?そこを考えてみるのも良いかもしれません。
残留孤児を我が子として育てたのも、あの暴動に参加したのも、同じ中国人です。今回の
騒動は、少なからず自身の認識の甘さを思い知りました。
実際には、サンフランシスコ講和会議、天皇陛下・村山訪中・小渕談話で公式に謝罪は済んでいま
すし、何兆円ものODAも行って賠償にも努めて来た訳ですが、情報遮断で中国国民には知らせて
いません。日本人が逆切れするのも無理からぬ話です。
実は、謝罪・賠償問題は中国国内の引き締めには格好の材料であるのはご存知の通りですが、
日本もあえて反論しないのは、外務省のチャイナスクールの抵抗と改憲論者の意図が一致して
いるために、日本の世論が改憲に抵抗なく傾く方向に持っていけるメリットがあるからだと思
います。
小泉首相が靖国参拝を続けるのは、映像的にも中国が叩きやすいからに他なりません。
それを承知で参拝するのは、中国の反発が憲法改正のエネルギーになる事を政府が熟知している
からでしょう。拉致問題も国防意識を高めるメリットがあればこそ、彼は動いたのです。もちろん
北への援助に群がる、商社や土建屋さんの存在もあるのですが・・・。
ですから、中国共産党と日本の改憲論者は共依存の関係にあるわけです。踊っているのはマス
コミと両国民と言うわけです。あえて日本側があまりに自省的に思考する必要はないと感じます。
若い方たちの論議を見て年甲斐も無くカキコしました。
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