餃子と違う話題ですが
投稿者: ihoujin1988 投稿日時: 2005/01/21 20:46 投稿番号: [15810 / 21882]
私は大好きジャーナリスト田中信彦さんのコメントを紹介します。
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上海の少女たちの間でファッションの「日本化」が急速に進んでいる。10代の少女たちが集まる商店街では、東京の渋谷かと見まがうばかりの「カワイイ系」「ゴスロリ」「お姉系」といった少女向け衣料を売る店が並び、中には女子高生のセーラー服を現地で縫製して売る店まで現れた。当然ながらこうした少女たちは日本のファッション情報に非常に敏感で、こうした層が育てば将来の日本アパレルにとって有望な顧客になるかもしれない。上海市の中心部、地下鉄の1号線と2号線が交差する「人民広場」駅の近くに上海で最も大きな地下商店街がある。「香港名店街」と呼ばれるその商店街の一角に、特に10代の少女たちをターゲットにした店舗が集中している区域がある。
▼冬にスカートを穿かなかった女性たちが
休日ともなれば、ミニスカートにロングブーツといった、渋谷あたりでよく見かけるような少女たちの姿が目につく。中国の女性は冬にはスカートをはく習慣がないので、寒空に彼女らのミニスカート姿は異彩を放つ。店舗は1〜2坪程度のごく小さなスペースに仕切られており、いかにも素人くさいものが多い。日本や台湾の少女雑誌の切り抜きをガラスに張ったり、自作のイラストを壁にあしらったり、創意工夫の跡が見られて楽しい。「かわいい」とか「渋谷」など日本語を店名にしたショップもあり、結構賑わっている。女子高生とくればお決まりの「プリクラ」も、近くに専門ショップが何軒もある。品揃えはさすがに日本ほど豊富ではないが、一通りのものは揃っている。フリルであふれたロリータっぽい服の店、フェイクレザーや豹柄のミニスカート、革製のブーツなどを揃えたややお姉さん系の店、ブラックのレースなどを強調した「ゴスロリ」系など、それぞれの店が小さいながらも基本となるテイストを持っていて、よく研究していることが分かる。セーラー服を並べている店があったので聞いてみると、別にマニア向けに怪しげな商品を売っているわけではなく、上海の女の子たちに日本の制服が人気なのだという。どうやら日本製アニメの影響が大きいらしい。
▼カリスマ店員はさすがにいないらしい
日本と様子が違うのは、こちらではカリスマ店員は見当たらず、国有企業が不景気で自宅待機になったようなおばさんが店番をしていることが多いという点か。低年齢層がターゲットだけに商品の価格は非常に安い。スカート類で30〜60元(1元=約13円)程度、ジャケットでも100元を超えるものはあまりない。考えてみれば日本でも1000円台で立派なカジュアルウエアが買えるのだから、中国でこの値段は驚くほどのことではないのかもしれない。多くの店では、上海市内にある衣料品の卸売市場にオーナーが出かけて仕入れてくるが、中には服は広東省、雑貨類や靴は浙江省などに仕入れに行く場合もあるという。また個性的なデザインの服の場合、取引のある工場に直接発注してオリジナルの商品を作っているショップもある。
▼日本の同世代と価値観を共有する少女たち
もちろん渋谷の街から出てきたような「とんがった」ファッションの子は上海ではまだ少数派だ。しかし街のあちこちにあるキオスクでは、ローティーン向けのファッション誌も数多く売られており、市場のポテンシャルは高いと思われる。こうした社会の基層部分では中国、特に上海と日本は本当に近い。「かわいい」という価値観を共有する文化的な近さもある。まだ萌芽かもしれないが、こういう現象を見ていると、東京や上海、ソウル、台北などを核にした東アジアの市場は今後、面白いことになっていきそうな気がする。
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上海の少女たちの間でファッションの「日本化」が急速に進んでいる。10代の少女たちが集まる商店街では、東京の渋谷かと見まがうばかりの「カワイイ系」「ゴスロリ」「お姉系」といった少女向け衣料を売る店が並び、中には女子高生のセーラー服を現地で縫製して売る店まで現れた。当然ながらこうした少女たちは日本のファッション情報に非常に敏感で、こうした層が育てば将来の日本アパレルにとって有望な顧客になるかもしれない。上海市の中心部、地下鉄の1号線と2号線が交差する「人民広場」駅の近くに上海で最も大きな地下商店街がある。「香港名店街」と呼ばれるその商店街の一角に、特に10代の少女たちをターゲットにした店舗が集中している区域がある。
▼冬にスカートを穿かなかった女性たちが
休日ともなれば、ミニスカートにロングブーツといった、渋谷あたりでよく見かけるような少女たちの姿が目につく。中国の女性は冬にはスカートをはく習慣がないので、寒空に彼女らのミニスカート姿は異彩を放つ。店舗は1〜2坪程度のごく小さなスペースに仕切られており、いかにも素人くさいものが多い。日本や台湾の少女雑誌の切り抜きをガラスに張ったり、自作のイラストを壁にあしらったり、創意工夫の跡が見られて楽しい。「かわいい」とか「渋谷」など日本語を店名にしたショップもあり、結構賑わっている。女子高生とくればお決まりの「プリクラ」も、近くに専門ショップが何軒もある。品揃えはさすがに日本ほど豊富ではないが、一通りのものは揃っている。フリルであふれたロリータっぽい服の店、フェイクレザーや豹柄のミニスカート、革製のブーツなどを揃えたややお姉さん系の店、ブラックのレースなどを強調した「ゴスロリ」系など、それぞれの店が小さいながらも基本となるテイストを持っていて、よく研究していることが分かる。セーラー服を並べている店があったので聞いてみると、別にマニア向けに怪しげな商品を売っているわけではなく、上海の女の子たちに日本の制服が人気なのだという。どうやら日本製アニメの影響が大きいらしい。
▼カリスマ店員はさすがにいないらしい
日本と様子が違うのは、こちらではカリスマ店員は見当たらず、国有企業が不景気で自宅待機になったようなおばさんが店番をしていることが多いという点か。低年齢層がターゲットだけに商品の価格は非常に安い。スカート類で30〜60元(1元=約13円)程度、ジャケットでも100元を超えるものはあまりない。考えてみれば日本でも1000円台で立派なカジュアルウエアが買えるのだから、中国でこの値段は驚くほどのことではないのかもしれない。多くの店では、上海市内にある衣料品の卸売市場にオーナーが出かけて仕入れてくるが、中には服は広東省、雑貨類や靴は浙江省などに仕入れに行く場合もあるという。また個性的なデザインの服の場合、取引のある工場に直接発注してオリジナルの商品を作っているショップもある。
▼日本の同世代と価値観を共有する少女たち
もちろん渋谷の街から出てきたような「とんがった」ファッションの子は上海ではまだ少数派だ。しかし街のあちこちにあるキオスクでは、ローティーン向けのファッション誌も数多く売られており、市場のポテンシャルは高いと思われる。こうした社会の基層部分では中国、特に上海と日本は本当に近い。「かわいい」という価値観を共有する文化的な近さもある。まだ萌芽かもしれないが、こういう現象を見ていると、東京や上海、ソウル、台北などを核にした東アジアの市場は今後、面白いことになっていきそうな気がする。
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