サッカー・アジアカップの反日問題

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中国における「反日教育」について

投稿者: fuwa_fuwa_momorin 投稿日時: 2004/08/14 19:51 投稿番号: [10844 / 21882]
毛沢東時代における第二次世界大戦の位置づけは、抗帝国主義・抗日戦争に勝ったという勝利史観である。
勝者ゆえに、日本に対する反感は今ほどあからさまに浮上することはなかった。1972年の日中国交回復が可能だったのは、国家利益の優先ということもあったが、’勝者の余裕’がそれをサポートした、という側面もあった。

トウ小平の時代になり共産主義の衰退・市場経済の導入が進む。
それまでの国家統合の理念であった「大きな物語」共産主義の崩壊に代わり、中国共産党は国民の統合性をナショナリズムに求めようとした。敗者史観はナショナリズムの高揚に必要な要素であった。「我々はこんなにひどいことをされたのです。このようなことが二度と起きないように、我々中国人は一致団結してまとまらなくてはいけません」という感じか。

階級的鉄槌から民族的鉄槌へ、という意識改革に沿い、敗者史観は反日・反米という形で愛国心を煽る。
日本に対しては特に被害者としての中国が強調される。その一方で、敗者史観は儒教的なメンツを重んじる中国の人々にとって、兄たる中国が弟たる日本に負けたという許しがたいジレンマともなった。かくして反日の焔がますます燃え盛った。
これが江沢民時代。
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