曽我ひとみさんの「におい」
投稿者: kaspar47 投稿日時: 2003/10/26 08:43 投稿番号: [7268 / 44985]
曽我ひとみさんの言葉。
「私のお母さんはね、いつも香水をつけていてとってもいいにおいがするんだよ」と(横田めぐみさんは)話しました。私はめぐみさんのお母さんとは全然違う母のことを言おうかどうしようか少し迷いました。毎日、工場に通い、油のにおいしかしない母だったからです。でも、私にとっては、この油のにおいが今でも忘れられません。
「におい」はかほどにカラダにうったえかけてくるものです。曽我さんは北朝鮮にいてきっと同じような母の「におい」をさせていただろう。二人の娘と夫はその「におい」を待っていることだろう。どのように貧しくとも、儒教であろうが社会主義であろうが母の「におい」はどこにも必ずある。主義主張などとは無縁のものだ。
「におい」は「いい匂い」と「わるい臭い」があるが、そこに心が通じていれば「わるい臭い」も芳香に変わるという真実を思っていただきたい。人の摩訶不思議ではある。人にはそれぞれの「におい」があり、文にも「におい」がある。「におい」のない文は味気ない理屈に満ちて悲しい。
サンデーさんの匂い、李くんの臭いがある。それぞれに素晴らしい。
10日で帰るからと家族につげ、ピョンヤンを出発した曽我さんは、日本に永住を決め「二人の娘と夫」のにおいを懐かしんでいることだろう。
私のお好みの「におい」の話でした。東北は晩秋のにおいです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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