北朝鮮

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ノータリンが最後のフンバリ

投稿者: martan0666 投稿日時: 2010/03/07 09:12 投稿番号: [43037 / 44985]
【金正日総書記の特命チーム「常務組」が動いている】
北朝鮮で、金正日が緊急時に構成を命じる特別外交チーム「常務組」が
稼働していることが分かった。労働党、政府、工作機関の大物側近が
メンバーで、対米関係の改善を最優先に対中、対韓国を連関させている。
「常務組」が外交分野で組織されるのは稀で、「金正日体制の生き残りを
賭けた必死の攻勢」とみられている。「常務組はすべての機関を超越する
金正日直結のチームで、部長級代表者の下部組織が実動部隊になり、招待
所(管理下にある宿泊施設)で作戦に没頭する。作戦は金正日が署名して
動き出し、問題が解決するまで解散しない」仕組みだ。今回の「常務組」が
いつ組織されたかは不明だが、米国との平和協定を目指す外交攻勢が目的だ
との見方のほか、「蔓延した市場闇経済をつぶすデノミには供給を賄う資金
が必要であり、国際支援や外資導入の獲得を目論んだチームだ」との見方だ。

「常務組」メンバーは、対米が姜錫柱・第一外務次官、対南が金養建・党統一
戦線部長、対中が崔泰福・党書記(国際担当)で金養建氏は対日担当も兼務。
健康不安である金正日の外交が、突然活発化したのは、北朝鮮が米国人記者
解放を利用して働きかけた昨年8月のクリントン元米大統領の訪朝からだ。
この時クリントンと金正日の会談に姜錫柱と金養建、崔泰福も加わっていた。
金部長はこのあと、現代会長の訪朝をセットし、10月にはシンガポールで
韓国政府高官と南北首脳会談について協議。さらに崔書記は10月はじめに
訪朝した温家宝首相を歓待。同月末は訪中して胡錦濤国家主席に面談した。
また12月のボズワース米特別代表訪朝は姜次官が対応している。再訪朝した
王家瑞・中国対外部長と金正日の会談は金部長が同席。3人は連携している。

◆軍までも動く
北の外交は、「常務組」が稼働すれば、軍を含めてすべての組織が動くという。
「南北関係で北朝鮮は1月末、黄海で韓国側に砲撃したが、対米戦略上、南北の
緊張を醸成した可能が高い」。だが「常務組」は、無条件の「6カ国への復帰」を
求める米中韓を切り崩せず、経済混乱も加わって金正日体制は窮地に陥っている。
「常務組」は通常、国内事態に対応するために組織される。住民を中長期間、動員
して忠誠心を高める「100日闘争」などでも常務組の稼働が命じられるという。
過去に97年の黄・党元書記亡命時や、金大中の南北首脳会談時にも組織された。

◆金総書記の統治術
金正日の独裁体制は「首領絶対主義」と呼ばれるが、権力の源になっているのが
相互監視と恐怖政治だ。たとえば軍の場合、3年以上、同じ指揮命令系統が続く
ことはなく、上官も下士官も定期的に絶えず交代する。相互監視であり、徒党を
組む分派は許されず、不穏な言動は必ず処罰の対象となる。権力中枢も同じで、
国防委員会や党幹部も監視対象で、個々の情報は直接、金正日総書記に報告させる
ため幹部らは常時、相互不信から逃れられない。「常務組」もこの一つで、縦割り
の指令系統が突然、組織横断チームに全権が移ってしまうことで、権力集中を牽制
している。「デノミの失敗と収拾の不手際は、住民混乱の拡大だけでなく、幹部間
にも不信や不安を広げており、内部引き締めが今後、さらに強まるだろう」。
「常務組」の背景は、強硬外交の行詰まりと、金正日の権力維持の危機感もある。
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