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asian_falcon2005さま、再び(2)【重要】

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2005/03/20 11:22 投稿番号: [30686 / 44985]
  私の投稿のつねで長文となりますが、お付き合いいただけるでしょうか?

  10年ほどまえ、「The coming war with Japan」とかいう(正確なタイトルが思い出せません)書物が耳目を集めたことがございました。冷戦以降のアメリカの将来を分析した(と称する)アメリカ人の著作でございました。
  その著者が申すには、将来日本とアメリカは、経済的権益及び太平洋を巡る地政学的なパワー・ゲームから再び戦争をせざるを得なくなる、というものでした。

  これを読んだおり、私はこの先アメリカとそのほかの国とのあいだで起こり得る紛争はどのようなケースがあるか、考えてみたのです。

1:この著者が言うように、日本とのあいだで戦争を起こす。

2:共産主義というイデオロギーが破綻した以上、唯一アメリカ流のデモクラシーに正面切って対立できるイデオロギー的なものはイスラム原理主義だろう。中東諸国にイラン流の革命が連鎖して起こり、それとアメリカおよび同盟国とのあいだで戦争がおこる。

3:中国が、潜在的に秘めている覇権主義を正面に出すようになる。それがやがて、アメリカの利権とぶつかり合い、中国及び同盟国   vs.   アメリカ及び同盟国、という構図の戦争が起こる。
  もしそうなった場合、日本はどちらにつくのか真実得になるだろうか。

  あれから約10年が経過し、中間的な答は出たように思います。
  1については、著者は日本の力を過大評価していたようです。実際に血を流す戦争を起こさずとも、経済の力で(いわゆる、グローバル・スタンダードとか言われる)アメリカは日本を再び膝まづかせました。

  2は、ある意味ではまさに的中し、ある意味でははずれました。なるほどイスラム原理主義自体はアメリカへの対立軸として機能し世界各地でテロ活動を展開しておりますが、イラン流の革命はほかの国では起こらず、むしろイランの宗教政治に対する改革欲求が国民のあいだから湧き上がっている状態です。

  3は、かなり微妙です。中国は、周辺諸国へ覇権主義をちらつかせながらもアメリカとの後戻りできない衝突は巧妙に避けております。
  しかし、中国とアメリカ、どちらにつくかが日本にとって得か、は、もはや明らかです。中国の覇権主義のターゲットは、今や日本をも含んでおりますから。


  ですので、私は、ともかくキングであるアメリカとの関係をしっかりと密にし、中国に隙を与えず、その上で当面(おそらくは、私が生きているあいだ)の政策を構築できる政治家や政党に今後とも投票し続けるつもりです。
  私の対外国観の根底には、この考えが絶えず存在します。

  そこを出発点として対韓国外交も展開されるべき、と私は思っております。

  以上が私の「真意」です。
  おそらく、asian_falcon2005さまには概略はすでに理解していただいているものと思っております。ただ、私の「真意」なるものを誤解されているかたもこのトピにすら居られるようですので、改めて申し上げることに致しました。


  それでは、ここまでお付き合いくださったことを感謝申し上げます。

  なにとぞ、ご自身のご判断やご心情に基づいて今後ともご活躍くださいませ。
  失礼致します。
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