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仙人殿(別件)【完璧にトピズレ】

投稿者: clionomiko 投稿日時: 2005/01/07 16:17 投稿番号: [27429 / 44985]
  以前、日本のプロテスタントには左派が多くアメリカのプロテスタントには保守派が多い、という点をもっと十分に調べておきます、と申しながらそのままにしておりましたな。

  だいたいの結果報告を申し上げる。

  1910年にプロテスタント、カトリック、東方正教会、非キリスト教団体が集い、教会の対話と一致が協議された。その結果、エキュメニカル運動(教会一致運動)が推進されるようになる。
  ↓
  第2次世界大戦後、カトリック教会は一転して大規模な教会改革を開始し、第2ヴァティカン公会議にて、プロテスタントおよび東方諸教会とのエキュメニズム、科学と聖書学の尊重、各国語による典礼、諸宗教との対話、社会正義の実現という、新たな路線を打ち出す。
  ↓
  アメリカでは、18世紀に回心運動である「信仰復興」が各地で繰り返し起こり、宗教体験を最重要視し、聖書を字義通り受け取り、神学を含む学問全般を軽視する傾向が、キリスト教諸教派に共通して見られるようになる。
  ↓
  同じくアメリカでは20世紀初頭に、自由主義神学の是非を巡って米国長老教会を中心に重大な教義論争が戦わされ、自由主義神学(リベラル)を採用するメインライン(主流各教派)と聖書の無誤無謬を主張するファンダメンタリスト(福音派)とに教会が二分される。
  ↓
  メインラインと呼ばれるリベラル-エキュメニカル諸派は北アメリカにおける多数派として政治的主導権を有するも、第2次世界大戦終結後、青年層のあいだに、非西欧キリスト教文明への強い関心や文明の転換を禅などの東洋思想に求めるカウンターカルチャー(対抗文化運動)が起きる。メインライン(リベラル-エキュメニカル諸派)は時代の変化に即応できず、「世俗化」して大衆の心を掴む力がなくなった。これに対し、福音派(ファンダメンタリスト)は、ビリー・グラハムに代表される大衆伝道者やテレビ伝道者が、「クルセード(原義は十字軍)」と呼ばれる大規模な回心運動を全米各地で展開し、多数の回心者を獲得した。その結果、福音派がメインラインに迫る多数派となり、政治的にも影響を与えるまでに至った。
  ↓
  1960年代以降、メインラインの中心的運動が反戦平和や南北問題など政治色を強め自由主義神学を採用する方向となるにつれて、ファンダメンタリスト(福音派)は彼らから距離を置くようになっている。

  結果として、現代アメリカのキリスト教の図式としては、カトリックの中にリベラル派と保守派があり、プロテスタントの中にもリベラル派と保守派があって、リベラル派と保守派の間の相違が本質的であるので、もはや、カトリックそれ自体とプロテスタントそれ自体の差異はさほど問題にならないほど小さくなってきている。

というのが大筋のまとめでありますな。もっと詳しくは、google検索の「キリスト教   保守派」の「キリスト教−Wikipedia」をご覧あれ。
(ブッシュ大統領は、この福音派に心酔しているようじゃ)

  しかし、リラ=わらわが関係していた教会はこのメインラインのリベラル左派に属するのであろうが、いまだに「戦争反対!」「自衛隊の海外派遣反対!」「アジア諸国に謝罪せよ!」では、ほとんど世界の潮流をわかっておらぬということじゃな。やれやれ。

  それでは。
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