『魔女狩り』
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/09/29 14:18 投稿番号: [22379 / 44985]
>なごやん殿
岩波新書の『魔女狩り』、購入しました。今頃になったのは、ずっと、自分が最初に開いた(例の小学5年のときにですね)父の蔵書をそのうちくすねようと思っていたからです。
でも、父が病気で倒れてから母が少しづつ父の蔵書の整理をしていたらしく、煮しまってしまったような岩波新書の類はどこにいったのかわからなくなってしまったとのことです。
ようやく自分自身で買う決心がつきました。アマゾンで、いまだに増刷されていることは知っていましたし。
初版1970年2月20日
第1刷発行
私が買ったのは、
2003年4月7日
第55刷発行でした。
コムタンさんが教えてくださった『凍土の共和国』もそうですが、こういう本こそ世代を超えて読み継がれていく名著なのだな、と改めて思いました。
これによると、魔女裁判の犠牲者数は最大で300万人と目されるそうです。もっとも、Y氏によると、それはいくらなんでも中世からルネサンス期にかけてのヨーロッパの全人口から考えて多すぎ、なのだそうですが。
なお、「人間は宗教的信念をもってするときほど、喜び勇んで、徹底的に、悪を行うことはない」というのは、パスカルの『パンセ』の言葉だそうです。
「宗教的信念」という言葉を、「イデオロギー的信条」「自民族への無批判の陶酔」と置きかえれば、パスカルの言葉は今なお少しも真実性を失ってはいませんね。
これは メッセージ 22332 (nagoyan_2shiki さん)への返信です.
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