北朝鮮

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

サンデーさん(1)

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/06/16 17:13 投稿番号: [19289 / 44985]
  こんにちは。


  ある日の、八重七重氏と会津藩士平成版と私の対話です。

平成版「今さら日本が核武装なんかできるもんか。それに伴う通常兵力の研究が40年は立ち遅れてるからな」
八重氏「即刻核を持てとは言わない。だが、日本政府が『核兵器の保有も選択肢の一つとして検討中である』と表明するだけで、外交カードとして使えるんじゃないかね」
平成版「そんなブラフは、核保有国からさっさと見抜かれるな」
八重氏「北朝鮮クラスの保有国なら十分効き目があると思うが?」
  ここで私は割り込みました。
私「あなたたち大事なこと忘れてない。核兵器なんて、もし使われたらどれだけの人が死ぬと思ってるの!   核兵器が使われたときのことを考えないで話すのは、日本人としてどうかと思う」
平成版「あんたな、国防や外交を担当する人間は、クリスチャンの伝道師とは違うんだぞ。『1匹の羊のために99匹を置いてでも探しにいく』ことはできないんだ。一瞬の判断まちがいで、無事な99匹が80匹になり70匹になり、まかり間違えば100匹全滅ってこともあるんだからな」
  手に持っていたフキンを振り上げようとした私。でも、そこへ……
八重氏「○○(我が家の苗字)の言ってることは本当だ」
私「どこがですか!   そーいうこと言うんですか!!」
八重氏「追い討ちをかけたいんじゃないんだ。ただね、そうだなぁ、△△(私の本名)さんは、チャーチルとコベントリーの町のエピソードは知ってるかな?」
私「チャーチルですか?   核実験でもしたんですか」
八重氏「第二次世界大戦の時の話だ。
  英国の情報部は実は相当早い段階でドイツ軍の無線暗号を解読していた。だが、それを必死でドイツがわには気づかれないようにしていた。気づかれれば、暗号そのものを組みかえられて、また解読するのに散々苦労しなければならなくなるからね。
  で、ある時チャーチルのもとに、コベントリーという町をドイツ軍が空襲しようとしている、という情報が入ったという話だ。だがチャーチルは、英国が暗号を解読しているということを気づかせないために、コベントリーの住民にいっさい知らせなかった。それで何万という人々が亡くなったり怪我したりした、というエピソードだ。
  実を言うと、この話は作り話の可能性が高いらしい。だがたとえそうでも、この話は、自分の国民を見殺しにしたチャーチルの冷酷さを責めるための話としてではなく、それだけの犠牲を払っても断固ナチスと戦い抜いた決断力を誉めるための話として引き合いに出される。
  △△さんは、チャーチルを誉める人たちを責めることができるかなぁ?   この時期、アウシュビッツをはじめとする多くの収容所にユダヤ人たちは捕らえられていた。フランスやオランダやポーランドや……ナチに占領されたヨーロッパ各地で、命懸けでレジスタンス運動をしている人たちがいた。ソビエト・ロシアでは、餓死者を出しながらもドイツ軍の侵攻を阻もうと国民が戦っていた。それも考えて答えてくれないか」
 
  もし本当ならチャーチルは冷酷です、と答えられればよかった。私は、99匹の羊を置いてでも1匹を探しにいくわよ、と言ってやりたかった。でもできませんでした。
  この話は、だからここで終わりです。


  続きます。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)