原爆問題(トピずれ)
投稿者: yaenanae01 投稿日時: 2004/01/17 01:56 投稿番号: [11739 / 44985]
言い出した人間が、ひとまず区切りを付けておこう。
もはや題名も思い出せない書物の中の記述なのだが……
フランスのあるテレビ局が、原爆を投下したアメリカ人パイロットと、被爆者である日本人修道女との対談、というのを企画したそうだ。アメリカ人パイロットは、原爆投下が当時の情勢から見て如何に「正当だったか」を、まくし立てる。一方修道女の方は、「神の愛」を口にする。両者の意見陳述は噛み合わない。とうとう業を煮やしたフランス人の司会者が、修道女に向かって言ったそうだ。
「あなたには、原爆を投下した当のこの人に、何か言ってやることはないのか?」
修道女曰く、
「この方にですか?
この方もまた、被害者なのです」
パイロットは、その場で泣き出したそうだ。
全ての人間に、この修道女と同じになれとは言わないし、言うべきではない。それぞれのレベルで、原爆問題は語り合われねばならないだろうから。だが、どのレベルの論者といえども、この修道女が崇高な態度で身を処す人であったことを、否定することは出来ない。
それが、許し、なのだ。
これは メッセージ 11726 (perusonanongrata さん)への返信です.
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