不調だった6カ国協議:日本のなすべき事
投稿者: hello_bonbon2006 投稿日時: 2008/07/13 13:34 投稿番号: [42744 / 43252]
「6か国」閉幕、日本政府に不満と不安
【北京=穴井雄治】6か国協議の首席代表会合の結果は、日本政府にとって不満と不安を残した。斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は12日の協議後、「残念ながら、(核申告の検証方法の)細部にわたって合意出来なかった」と険しい表情で語った。(読売新聞)
北挑戦核とは別に、先日、イランが核弾道搭載可能なミサイル実験をし、中東の雲行きが非常に怪しくなってきた。即ち、イランは核開発も進めているが、そうなるとイスラエルは黙っていない。早ければ年内、少なくともイランが核を完成するここ2〜3年以内に、アメリカの制止を振り切ってでも、必ず核施設やミサイル軍事施設などを攻撃するであろう。
そうなると、領土を隔てているとはいえ、イスラエルと全面戦争になり、ホルムズ海峡封鎖など泥沼状態になり、アメリカもイランとの戦争に巻き込まれる可能性が高い。アメリカはイランに核開発の抑制を促しているが効果はなく、イランとの有事に備えてイラク駐留軍やペルシャ湾の海軍を増強している。
アメリカは伝統的に、極東と中東の両方で同時に有事があっても対処できる軍事力を保持しているとしてきたが、イラクで疲れ、経済的にも疲れている現在のアメリカには、二つ同時に対処するのはきつい。
したがって、アメリカは、あたかもブッシュの任期切れが近づいているとかの理由で、無理をしてでも北朝鮮をてなづけ、後顧の憂いを断って、イランに集中できるようにしている。そうすれば、日本や韓国に駐留する極東兵力も全面的にイランに向けることができる。
北朝鮮はそういう状況を知ってか、足元を見て、いい加減な核報告書などで、援助やテロ支援国指定解除などの実りだけを取ろうとしている。中国はオリンピックを穏便に済ませたいので、北がいい加減でも強く云えない。韓国は、大統領自身がフラフラしていて、北の思う壺。
そういう状況の中で、日本はどうすれば良いのか。福田首相は、「まぁまぁ」と融和は得意でも、戦略的思考は全くできない。
まず、中東有事の際にアメリカが中東に専念できるように、今からでも日本が、米軍がいなくても十分な軍事的抑止力を持っていることを訓練や広報で示し、実際にその備えをすること。できれば韓国軍と共同訓練などで連携を深めれればいいのだが、韓国政府があの体たらくでは、日本独自でも行う必要があろう。
6カ国協議や北核問題は、これからもここ数年は続く可能性があるがやむを得ない。中東が一段落し、アメリカが極東に専念できる4〜5年先まで。
その間、北はのらりくらりと非難を避け、実りを取る、現在の戦略を取るであろう。北は現体制では、決して核を放棄することはないし(あるとすれば)、開放(協調)に向かうこともないだろう。開放に向かうことは即ち現体制の崩壊につながり、いずれにしろ、現体制が変わらない限り核放棄や開放はないことを今一度、肝に銘ずべきで、甘い幻想で交渉に臨んではいけない。日本ものらりくらりとしていれば良い。
拉致問題は人権問題であると共に、国の主権に関わる問題ゆえに、妥協はあり得ない。従って、拉致問題の解決なしに、援助や制裁解除、国交はないとする現在の政府の立場は正しく、堅持すべきだ(北にいる被害者にはお気の毒だが)。
日本は正義や信頼という性善論を外交に用いがちだが、こと北朝鮮(や韓国、中国など)には性悪論を土台とし、力関係で物事が決まることも肝に銘ずべきだ。そうすれば、おのずと日本が更に打つべき手が見えてくる。例えば、北が核放棄しなければ日本も核武装する、と脅しつづけるとか(実際にしなくても)。そうすれば、アメリカを始め各国はもっと北核に真剣になり、その時初めて、北は日本を見直すだろう。
【北京=穴井雄治】6か国協議の首席代表会合の結果は、日本政府にとって不満と不安を残した。斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は12日の協議後、「残念ながら、(核申告の検証方法の)細部にわたって合意出来なかった」と険しい表情で語った。(読売新聞)
北挑戦核とは別に、先日、イランが核弾道搭載可能なミサイル実験をし、中東の雲行きが非常に怪しくなってきた。即ち、イランは核開発も進めているが、そうなるとイスラエルは黙っていない。早ければ年内、少なくともイランが核を完成するここ2〜3年以内に、アメリカの制止を振り切ってでも、必ず核施設やミサイル軍事施設などを攻撃するであろう。
そうなると、領土を隔てているとはいえ、イスラエルと全面戦争になり、ホルムズ海峡封鎖など泥沼状態になり、アメリカもイランとの戦争に巻き込まれる可能性が高い。アメリカはイランに核開発の抑制を促しているが効果はなく、イランとの有事に備えてイラク駐留軍やペルシャ湾の海軍を増強している。
アメリカは伝統的に、極東と中東の両方で同時に有事があっても対処できる軍事力を保持しているとしてきたが、イラクで疲れ、経済的にも疲れている現在のアメリカには、二つ同時に対処するのはきつい。
したがって、アメリカは、あたかもブッシュの任期切れが近づいているとかの理由で、無理をしてでも北朝鮮をてなづけ、後顧の憂いを断って、イランに集中できるようにしている。そうすれば、日本や韓国に駐留する極東兵力も全面的にイランに向けることができる。
北朝鮮はそういう状況を知ってか、足元を見て、いい加減な核報告書などで、援助やテロ支援国指定解除などの実りだけを取ろうとしている。中国はオリンピックを穏便に済ませたいので、北がいい加減でも強く云えない。韓国は、大統領自身がフラフラしていて、北の思う壺。
そういう状況の中で、日本はどうすれば良いのか。福田首相は、「まぁまぁ」と融和は得意でも、戦略的思考は全くできない。
まず、中東有事の際にアメリカが中東に専念できるように、今からでも日本が、米軍がいなくても十分な軍事的抑止力を持っていることを訓練や広報で示し、実際にその備えをすること。できれば韓国軍と共同訓練などで連携を深めれればいいのだが、韓国政府があの体たらくでは、日本独自でも行う必要があろう。
6カ国協議や北核問題は、これからもここ数年は続く可能性があるがやむを得ない。中東が一段落し、アメリカが極東に専念できる4〜5年先まで。
その間、北はのらりくらりと非難を避け、実りを取る、現在の戦略を取るであろう。北は現体制では、決して核を放棄することはないし(あるとすれば)、開放(協調)に向かうこともないだろう。開放に向かうことは即ち現体制の崩壊につながり、いずれにしろ、現体制が変わらない限り核放棄や開放はないことを今一度、肝に銘ずべきで、甘い幻想で交渉に臨んではいけない。日本ものらりくらりとしていれば良い。
拉致問題は人権問題であると共に、国の主権に関わる問題ゆえに、妥協はあり得ない。従って、拉致問題の解決なしに、援助や制裁解除、国交はないとする現在の政府の立場は正しく、堅持すべきだ(北にいる被害者にはお気の毒だが)。
日本は正義や信頼という性善論を外交に用いがちだが、こと北朝鮮(や韓国、中国など)には性悪論を土台とし、力関係で物事が決まることも肝に銘ずべきだ。そうすれば、おのずと日本が更に打つべき手が見えてくる。例えば、北が核放棄しなければ日本も核武装する、と脅しつづけるとか(実際にしなくても)。そうすれば、アメリカを始め各国はもっと北核に真剣になり、その時初めて、北は日本を見直すだろう。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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