韓国小旅行記
投稿者: hello_bonbon2006 投稿日時: 2007/07/01 13:50 投稿番号: [40638 / 43252]
先週末、所要で韓国ソウルを訪問したが、所感を述べる。
最初に感じたのは、街中を歩くのは久しぶりだが、東京を歩いているのと同じ感覚がしたことだ。ファミリーマートやセブンイレブン、スタバ、セコムなどが目に付き、歩いている人もヘソ出しルックのねえちゃんを始め、姿形は全く同じ。もちろん、言葉は通じないが・・。
天候も全く同じで、今年は「異様に暑い」と日本人と同じように嘆いている(ここ数日、梅雨らしくなっているが、韓国もそう)。しかし、漢河という大河があり、上流にいくつもダムがあるので、水不足は心配ないらしい。
街の雰囲気は、今もバイタリティはあるが、以前に比べて落ち着いてきた気がする。以前は、経済でも、政治、スポーツでもあらゆる分野で日本に追いつき追い越せとせっかちに動き、時には突っ張ったり、傲慢になり、問題を生じた。しかし経済的に世界の10指に入り、逆に中国などに追い上げられる立場に立ち、現実に即して民意が成熟してきたものと思われる。
但し、政治分野は、ノ大統領は左翼・北朝鮮の影響からか、現実を直視できず、時代錯誤的な政治家として捉えられている。「最初は時代をリードする大統領として非常に人気があったが、今は地下五階まで下がっている」(某韓国人)とのこと。
次の大統領は北朝鮮問題の行方に深いかかわりを持つと思うが、水面下はともかく、街内ではまだ選挙戦は行なわれていない。出会ったデモはFTA関連だけで、デモの迫力や大衆の反応は今一だった。一番の下馬評は、実務的な実績を持つ野党の前ソウル市長だ。
ちなみにソウルでは大きな道路の中心レーンをバス専用レーンとし、バス停も、街頭電車と同様、道路の真ん中にあった。それも同前市長の指導力によるらしいが、少しでも交通緩和になるならそれもいいかも・・。
日本でも報道されたと思うが、サムソンが「中国と日本の狭間で韓国が非常に難しい立場に立ち、不景気にみまわれる」と発表したことを、韓国の業界人は真に受けている。実際、韓国の中小企業は中国企業との圧倒的な価格競争に敗れて、次々と潰れているらしい。
かといって韓国企業は日本企業の技術移転を受けたりパクリをしてきた企業が多く、独創的な技術開発力を十分身につけていない。日本も同様の経験をしてきたが、韓国は日本と同じ立場に立って、ようやく日本の価値を感じているようであった。
言い換えれば、韓国は経済面だけでなく、様々の面で中国に脅威を感じている。これは歴史的な経緯や地続きということもある。
地政学的には、半島国家は絶えず大陸パワーと海洋パワーのせめぎ合いの場となり、朝鮮半島はその典型だった。蒙古来襲時、ロシア南下時の日露戦争、中ソの共産主義勃興時の朝鮮戦争、あるいは豊臣秀吉の朝鮮出兵(明征圧)等々だ。
このトピで、北朝鮮(及び韓国)はいずれ中国の保護領になるのではないか、といわれているが、北・韓国が真に独立国らしい独立国になったのは戦後だが、当然、祖国独立を死守するだろう。
日本は朝鮮半島にかかわりたくないと思っても、同半島に、強大な軍事力を持つ中国が現われたらどう対処するか?中国は今、アジアで日米と覇権を競っているが、いずれ硬軟両用で日本を懐柔し、米軍を追い出し、日本を自分の覇権に取り込もうとするだろう。
ロシアの南下時には、日露戦争を「皇国の興廃、この一戦にあり」として必死で戦ったが、今の日本にその気概はあるだろうか?中国を凌駕する戦備をするのか?北朝鮮の未熟な核やミサイルで騒いでいるが、中国に対してはどうなのか?
すなわち、現在、北・韓国は、中ソ大陸勢力と日米の海洋勢力の緩衝国・代理国として、微妙なバランスを保っている。これが、北朝鮮が崩壊して中国に取り入れられると、バランスは一気に崩れる。
したがって、日本及び世界平和のためにも、やはり北が崩壊する場合は、韓国と一つになるべきで、それが現実的であり、彼らの願いでもあると思う。
先述のように、韓国は現実を直視し、理性をわきまえた国家に徐々になりつつあるようだ。日本としてそのような隣国と友好的に付き合えれば、戦略上も有形無形の資産となる。但し、是々非々として、云うべきことはいい、その裏づけとなる軍事力は必要である。
ソウルの明洞(ソウル一の繁華街)を歩いていて目立つのは、日本語の看板である。反日デモでもあるとどうするのかな、と余計な心配をするが、それだけ国際化し、成熟化しているのだろう。
最初に感じたのは、街中を歩くのは久しぶりだが、東京を歩いているのと同じ感覚がしたことだ。ファミリーマートやセブンイレブン、スタバ、セコムなどが目に付き、歩いている人もヘソ出しルックのねえちゃんを始め、姿形は全く同じ。もちろん、言葉は通じないが・・。
天候も全く同じで、今年は「異様に暑い」と日本人と同じように嘆いている(ここ数日、梅雨らしくなっているが、韓国もそう)。しかし、漢河という大河があり、上流にいくつもダムがあるので、水不足は心配ないらしい。
街の雰囲気は、今もバイタリティはあるが、以前に比べて落ち着いてきた気がする。以前は、経済でも、政治、スポーツでもあらゆる分野で日本に追いつき追い越せとせっかちに動き、時には突っ張ったり、傲慢になり、問題を生じた。しかし経済的に世界の10指に入り、逆に中国などに追い上げられる立場に立ち、現実に即して民意が成熟してきたものと思われる。
但し、政治分野は、ノ大統領は左翼・北朝鮮の影響からか、現実を直視できず、時代錯誤的な政治家として捉えられている。「最初は時代をリードする大統領として非常に人気があったが、今は地下五階まで下がっている」(某韓国人)とのこと。
次の大統領は北朝鮮問題の行方に深いかかわりを持つと思うが、水面下はともかく、街内ではまだ選挙戦は行なわれていない。出会ったデモはFTA関連だけで、デモの迫力や大衆の反応は今一だった。一番の下馬評は、実務的な実績を持つ野党の前ソウル市長だ。
ちなみにソウルでは大きな道路の中心レーンをバス専用レーンとし、バス停も、街頭電車と同様、道路の真ん中にあった。それも同前市長の指導力によるらしいが、少しでも交通緩和になるならそれもいいかも・・。
日本でも報道されたと思うが、サムソンが「中国と日本の狭間で韓国が非常に難しい立場に立ち、不景気にみまわれる」と発表したことを、韓国の業界人は真に受けている。実際、韓国の中小企業は中国企業との圧倒的な価格競争に敗れて、次々と潰れているらしい。
かといって韓国企業は日本企業の技術移転を受けたりパクリをしてきた企業が多く、独創的な技術開発力を十分身につけていない。日本も同様の経験をしてきたが、韓国は日本と同じ立場に立って、ようやく日本の価値を感じているようであった。
言い換えれば、韓国は経済面だけでなく、様々の面で中国に脅威を感じている。これは歴史的な経緯や地続きということもある。
地政学的には、半島国家は絶えず大陸パワーと海洋パワーのせめぎ合いの場となり、朝鮮半島はその典型だった。蒙古来襲時、ロシア南下時の日露戦争、中ソの共産主義勃興時の朝鮮戦争、あるいは豊臣秀吉の朝鮮出兵(明征圧)等々だ。
このトピで、北朝鮮(及び韓国)はいずれ中国の保護領になるのではないか、といわれているが、北・韓国が真に独立国らしい独立国になったのは戦後だが、当然、祖国独立を死守するだろう。
日本は朝鮮半島にかかわりたくないと思っても、同半島に、強大な軍事力を持つ中国が現われたらどう対処するか?中国は今、アジアで日米と覇権を競っているが、いずれ硬軟両用で日本を懐柔し、米軍を追い出し、日本を自分の覇権に取り込もうとするだろう。
ロシアの南下時には、日露戦争を「皇国の興廃、この一戦にあり」として必死で戦ったが、今の日本にその気概はあるだろうか?中国を凌駕する戦備をするのか?北朝鮮の未熟な核やミサイルで騒いでいるが、中国に対してはどうなのか?
すなわち、現在、北・韓国は、中ソ大陸勢力と日米の海洋勢力の緩衝国・代理国として、微妙なバランスを保っている。これが、北朝鮮が崩壊して中国に取り入れられると、バランスは一気に崩れる。
したがって、日本及び世界平和のためにも、やはり北が崩壊する場合は、韓国と一つになるべきで、それが現実的であり、彼らの願いでもあると思う。
先述のように、韓国は現実を直視し、理性をわきまえた国家に徐々になりつつあるようだ。日本としてそのような隣国と友好的に付き合えれば、戦略上も有形無形の資産となる。但し、是々非々として、云うべきことはいい、その裏づけとなる軍事力は必要である。
ソウルの明洞(ソウル一の繁華街)を歩いていて目立つのは、日本語の看板である。反日デモでもあるとどうするのかな、と余計な心配をするが、それだけ国際化し、成熟化しているのだろう。
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