調別
投稿者: usohademe 投稿日時: 2006/11/12 13:39 投稿番号: [20682 / 43252]
・陸幕調査部別室
傍受施設は北の稚内から南の喜界島まで。ソ連、中国、北朝鮮の
軍事電波を傍受しやすい場所に設置。1970年代にはソ連の
大陸間弾道弾発射実験の様子を監視していた。4時間交代で
ソ連の航空無線・船舶無線を傍受。調別で得た情報は、高度な
秘密を意味する特別の秘密指定がされる。その情報は、ジュラルミンの
箱に入れられ、運搬要員が体から一時も離れないように注意して、防衛庁の
調査部署に運ぶ。傍受した録音テープは二つ作られ、その一つは在日米軍に
渡されていた。通信手段が発達すると、ハワイの米太平洋軍司令部に直接
送る場合も出てきた。日本政府はこの秘密の関係を知らなかった。だが、
1983年9月1日の大韓航空機撃墜事件が起きる。調別が撃墜の証拠
となるソ連機パイロットによる交信を傍受した。そのテープが自動的に
米軍に流された。米政府から対ソ非難のために公開していいか?と打診
され、初めて実態を知った。
(電波傍受の特性は、相手がとられているかどうか分からないことだ。
傍受していることが分かったら意味がなくなる。)
大韓航空機撃墜事件で、自衛隊によるソ連機の無線傍受記録が米国の
要請で公表された。
(あれで周波数をかえられて、現場は大損害を被った。)
・当時の官房長官、後藤田正晴談
防衛庁が、ソ連戦闘機の無線傍受記録を報告に来たのは、午前11だった。
その時にはすでに自衛隊から米軍を通じて米国政府に記録が流れていた。
それで初めて分かったのは、傍受した調別の稚内の施設は、もともと
米軍がやっていたのを自衛隊が引き継いだ。そのときに米軍の人間まで
一緒にいるんですよ。だから、向こうの方が先に報告した。本当に
腹が立った。米国が先、日本が後なんだ。こんな自衛隊ならいらんと、
言ったんだよ。・・・。
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