詳細です
投稿者: willgoon7 投稿日時: 2003/03/10 12:27 投稿番号: [19 / 43252]
そうです。今月の28日に日本初となる情報収集衛星が打ち上げられます。
打ち上げられる衛星は2基で、昼のエリアを観測する光学衛星と悪天候でも
夜でも観測ができるレーダー衛星が搭載されています。偵察衛星によくある
2基1セットの構成です。ただ、今回の打ち上げだけでは、まだシステムは
完成しません。今年の夏に、さらにもう1セットが打ち上げられます。
光学衛星2基とレーダー衛星2基で運用されます。
同種類の衛星を2基上げるのは、片方に異常が発生した場合のバックアップ
でもあります。しかし、もうひとつ理由があります。
偵察衛星は、脅威が発生したらその地域の上空を繰り返し飛行しなければ
なりません。また、より鮮明な画像を得ようとしたら地球に近づくために高度
を下げないといけません。高度を下げるということは、それだけ引力が強まり
ますし、僅かながら空気抵抗が増えるために衛星の速度が落ちます。
速度が落ちると軌道を維持できなくなり地球に落下してしまうため、エンジン
を噴射して軌道を維持する必要があります。
しかし、衛星に搭載できる燃料には限りがあります。電力は太陽電池パネル
を使って確保できますが、燃料は地上で搭載した量が全てです。
そして、衛星の寿命はこの燃料が尽きた時です。
したがって、同型の衛星を2基上げることで1基あたりの燃料消費を減らす
わけです。
今回打ち上げられる偵察衛星は寿命は5年とされています。しかし、これより
短くなる事はあっても長くなる事はまず無いと思っていいでしょう。
そして、大切なのは寿命が迫ったら「次」を上げておくことです。このような
衛星に「空白」は許されません。ですから、最初の衛星が打ち上げられて
3年後には「次」を上げておく必要があります。と、大変におカネのかかる話
かと思います。
この計画は98年のテポドン発射によってGOが出たものです。
打ち上げは28日の午前中かと思います。南に向かって打ち上げられるはずです。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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