国家戦略としての日本の核武装 1
投稿者: publicopinion100 投稿日時: 2006/11/01 00:34 投稿番号: [17789 / 43252]
確かに原爆は日本にとってトラウマになっている兵器である。しかし遅かれ早かれ核物質(プルトニウム)が世界に拡散して行くことは免れない。
そのとき、兵器としての原爆製造を、核物質を保有する国に思いとどまらせるのは何か?
国連などまったくの無力でしかない。唯一「米国が許さない」「米国による武力制裁を受ける」恐怖心が、核兵器の拡散を防いでいるわけだ。
しかしパックスアメリカーナ(米国による平和)がいつまでも続くはずはない。あの力だけが頼りのイカレ国家が、英雄気取りで世界の秩序と安定を確保できないことは、中近東での出来事を見ていれば十分予想がつく。超大国の米国にしても経済力・軍事力には限りがある。そのローマ帝国ですら、最後は滅んだのだ。
いずれ、米国は英国以外にもよき腹心となる国家を世界の主だった地域ごとに据えて、協力して武力による核兵器の拡散と戦争撲滅を果たして行かなければならなくなる。
そのとき、日本は米国の傘の下で庇護される木偶の坊として振舞うのか、あるいはよきパートナーとして振舞うかの選択が迫られる。米国も、一定の枠組みの中で日本にそれを期待せざるを得なくなる。
日本は米国と役割分担を行い環太平洋の北半分を、オーストラリアと米国は、環太平洋の南半分に世界戦略としての核の傘を提供し、地域の秩序と安定に貢献し、核兵器の拡散を遅らせ、核管理して行く立場にならざるを得ない。
中国はもちろん中国の周辺諸国(朝鮮半島を含めて)に対して、同様の役割を果たすようになるだろう。
そのとき、日本がにらみを効かせる手段は何なのか?10年以内に崩壊することが間違いない中国の政治体制と経済的な混乱が発生したときして、アジアと環太平洋の秩序と安定に空白を作らないためにも日本がどのような手段で貢献するのか?
経済協力で核の拡散は防止できない。むしろ拡散を早めることは北朝鮮の例からして明らか。結局は、「普通の国家」として核武装し、その役割を果たして行かなければなたない。それが日本の国益にもアジア・環太平洋地域の繁栄にもつながって行くものだと考える。
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