Re: 裏切りの季節
投稿者: isamu309 投稿日時: 2006/10/23 12:10 投稿番号: [14979 / 43252]
米国民の感情と米国政府の思惑は別だろう。
米国が韓国政府を支援しつづけたのは、なにも朝鮮人民を共産主義から守るためだけではない。冷戦時代の仮想敵国だったソ連(ウラジオストック)を封じ込めるため、及び同じ共産国家の中国の朝鮮半島への影響力の拡大を阻止するために日本の対岸を抑えておく戦略的必要性があったからだ。
北朝鮮弾劾決議も、自国単独で中ソ両国を同時に相手にするリスクを避けるため、米国が国連を利用したに過ぎない。米国は、国連を利用するが、決して国連のために自国の利益を度外視しては動くことがないのは、近年の米国の国連外交を見れば明らかだ。韓国の国連に対する失望は、上記の米国と国連の関係に起因している。
観国民がなぜ米国離れをしようとしているのか、それは現在の地域情勢の中で南北朝鮮の統一の最大の阻害要因が米国の存在だからだ。
共産ソ連は既に崩壊し、取って代わったロシアと言う国は米国が主張するところの経済的グローバルスタンダードの土俵に乗った。ロシアは、時として米国に対立はするもののイデオロギーという厄介な覇権主義の道具は放棄し、米国に対する脅威としての地位は著しく低下した。
残るは共産中国。しかしその並外れて拝金主義な国民性は、イデオロギーを自ら捻じ曲げてでも資本主義に走り出している。資本主義否定のイデオロギーと資本主義経済の奇妙な並存を伴って。一見中国も緩やかに米国的グローバルスタンダードの土俵に上がり、緊張関係が緩和されるかのように見える。しかし資源問題に絡んで米中の対立が深刻化し、それにイデオロギー問題が拍車を掛ける可能性は否定できない。
だから中国は、未だに朝鮮半島全体が親米政権となることに著しい警戒感を抱いている。この警戒感を払拭しない限り、統一朝鮮は未来永劫有り得ないことになる。
もし韓国政府が統一というカードにこだわるのならば、取りうるシナリオは中国政府と密約を図り、半島の米軍勢力を一掃する代わりに、中国政府が現北朝鮮政府の崩壊に手を貸すこと。統一朝鮮政府はイデオロギー的には民主主義を守りつつ、核兵器の放棄と武装中立を宣言する。しかし実質的には中国の核の傘の下に入る、と言うところだろう。
米国国民の感情はともかく、米国政府は自分の利益のために韓国を支援してきた。決して韓国国民のためだけではない。これらの国際政治の力学の元で、裏切り行為といった感情論は一円の価値も持たない。そして米国政府が誰よりもこの論理の実践者なのだ。もちろんこの論理は米国政府にとっての日本の位置付けでも言える。
米国が韓国政府を支援しつづけたのは、なにも朝鮮人民を共産主義から守るためだけではない。冷戦時代の仮想敵国だったソ連(ウラジオストック)を封じ込めるため、及び同じ共産国家の中国の朝鮮半島への影響力の拡大を阻止するために日本の対岸を抑えておく戦略的必要性があったからだ。
北朝鮮弾劾決議も、自国単独で中ソ両国を同時に相手にするリスクを避けるため、米国が国連を利用したに過ぎない。米国は、国連を利用するが、決して国連のために自国の利益を度外視しては動くことがないのは、近年の米国の国連外交を見れば明らかだ。韓国の国連に対する失望は、上記の米国と国連の関係に起因している。
観国民がなぜ米国離れをしようとしているのか、それは現在の地域情勢の中で南北朝鮮の統一の最大の阻害要因が米国の存在だからだ。
共産ソ連は既に崩壊し、取って代わったロシアと言う国は米国が主張するところの経済的グローバルスタンダードの土俵に乗った。ロシアは、時として米国に対立はするもののイデオロギーという厄介な覇権主義の道具は放棄し、米国に対する脅威としての地位は著しく低下した。
残るは共産中国。しかしその並外れて拝金主義な国民性は、イデオロギーを自ら捻じ曲げてでも資本主義に走り出している。資本主義否定のイデオロギーと資本主義経済の奇妙な並存を伴って。一見中国も緩やかに米国的グローバルスタンダードの土俵に上がり、緊張関係が緩和されるかのように見える。しかし資源問題に絡んで米中の対立が深刻化し、それにイデオロギー問題が拍車を掛ける可能性は否定できない。
だから中国は、未だに朝鮮半島全体が親米政権となることに著しい警戒感を抱いている。この警戒感を払拭しない限り、統一朝鮮は未来永劫有り得ないことになる。
もし韓国政府が統一というカードにこだわるのならば、取りうるシナリオは中国政府と密約を図り、半島の米軍勢力を一掃する代わりに、中国政府が現北朝鮮政府の崩壊に手を貸すこと。統一朝鮮政府はイデオロギー的には民主主義を守りつつ、核兵器の放棄と武装中立を宣言する。しかし実質的には中国の核の傘の下に入る、と言うところだろう。
米国国民の感情はともかく、米国政府は自分の利益のために韓国を支援してきた。決して韓国国民のためだけではない。これらの国際政治の力学の元で、裏切り行為といった感情論は一円の価値も持たない。そして米国政府が誰よりもこの論理の実践者なのだ。もちろんこの論理は米国政府にとっての日本の位置付けでも言える。
これは メッセージ 14959 (punzen_fun さん)への返信です.
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