さっきのフラッシュ見てからこれ読んで
投稿者: kanewatenkano 投稿日時: 2006/10/17 20:48 投稿番号: [12109 / 43252]
2004年11月号の文藝春秋
[幼稚園の先生がいちばん尊敬されている話
------
FINLAND]
宇部興産機械(株)
藏成和樹
人口が極端に多い中国と極端に少ないフィンランドは対照的ですが、子供を大切にすることは共通しています。人間があふれている中国は一人っ子政策を強力に推進しているから。
また、日本とほぼ同じ面積に東京ほどの人口しかないフィンランドは国の将来を担う子供をとりわけだいじに育てなければならないからです。
この国はとにかく人が少なく、携帯電話が発達したのも、国土に電線を張りめぐらす労働力がなかったからだという説は本当かもしれません。
粉砕機の技術を導入するために度々フィンランドを訪れて知人もでき、分かってきたのは、この国の職業で最も尊敬されているのは幼稚園の先生だということでした。
子供は国の宝であり、子供の人格を形成する上で最も重要な幼児教育の先生こそ、先生の中の先生であると考えられているのです。
当時私は、幼稚園の保母をしていた妻と婚約中で、その話を知人にしたところ、給料はいくらかと聞かれました。これこれというと彼はふぅむとうなって、週給としては悪くないと呟きました。
あわてて私が、いや月給だよと訂正すると相手はびっくりし、そんなに安いのか!
国として間違っている!
と叫んだものです。
幼稚園の先生という人材には社会の尊敬にふさわしい報酬が支払われているらしく、この話にはしばし憮然としていました。
いろんな意味で遠く離れたフィンランドですが、人びとが親日的なのには驚きます。
ビールに「山本五十六」という銘柄があるほどで、かつて帝政ロシアに抑圧されていたころ、日露戦争で当時の小国日本がロシアを打ち負かしたことに力を得、独立への歩みを強めたのだそうです。
日本も少子化が問題になっている折から、もっとフィンランドを知ったほうがいいのではないでしょうか。
これは メッセージ 12098 (kanewatenkano さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019565/kldabaaf3k3abhafldbj_1/12109.html