李氏朝鮮の階級制度
投稿者: nyankotyanndamon 投稿日時: 2008/03/24 08:27 投稿番号: [68327 / 85019]
・両班は両班を排出できる階級。両班とは文班と武班であり、つまり官僚の事である。
・中人で、中人を排出できる階級。中人は技能官僚であり、医官、通訳と言った仕事に従事する階級である。その特殊性から両班より数は少ないと思われる。中人階級は官僚機構に入っているが正三品堂下までしか昇れなかったとされる。
・常民とは要するに自由人の事である。苛酷な租税をかけられ略奪されていた階級がここにある。
・賤民は、被差別階級である。大きなのは奴婢と白丁であるが、それ以外にも僧侶・巫堂(ムーダン)・広大(クワンデ/大道芸人)・寺堂(サダンもしくは男寺堂ナムサダン/放浪芸能集団)・遊女・喪輿かつぎといったものが居る。
・奴婢は奴隷である。国に属する官奴婢と個人に属する私奴婢が存在した。
男の奴婢を奴、女の奴婢を婢と呼ぶ。
高麗・李氏朝鮮の法では、親の片方が奴婢であれば全て奴婢にされた。
つまり李氏朝鮮は、奴婢の供給が無ければ国が存続しない奴隷制国家だったわけである。
・官奴婢は17世紀以降徐々に減っていくが、官奴婢の解放(1801)。主に奴の解放であり、婢はまだ残った様である。また私奴婢は相変わらず残った。実際の所、一般市民である常民であるより両班か奴婢の方が税制的に楽なのである。奴婢制度の廃止は光武改革(1896)、実際には日韓併合(1910)までまたないと行けない。
・白丁はまさに不可触賤民であった。
大体は、屠殺・皮工業・柳器作成・内臓や骨などの煮込みスープを作ることを生業としていた。チャングムの誓いにもしっかり出ている。
この階級は近づくことさえ嫌ったというから逆に官吏達の収奪にも会わなかったとも言われている。政変で追われた官僚が最後に逃げ込むのもこの白丁の村である。官吏の追求が緩くなるからであった。
巫堂(ムーダン)は、朝鮮民俗宗教(鬼神信仰)の担い手である。
その必要性から社会的地位は比較的高かったとされる。
僧侶は、李氏朝鮮の崇儒廃仏政策によって賤民階級に落とされた。
↑自分の国の歴史をチャンとお勉強しましょうね。
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