Re: ロンドン地下鉄基本料金が1000円
投稿者: elgfaret 投稿日時: 2007/07/18 19:07 投稿番号: [46924 / 85019]
世界を知ろうね
列島での心地いい生活
分からないでもないが
円安・ユーロ高 欧州の日本人直撃
地下鉄初乗り990円/免税でも割高
円安・ユーロ高の中、おみやげ選びに時間をかける観光客(パリ三越で)
円安・ユーロ高が、欧州で過ごす日本人の財布を直撃している。対ユーロの円相場は、1999年のユーロ導入以来の最安値を更新し続けている。対ポンドでも、92年以来15年ぶりの円安・ポンド高の水準だ。いずれも2000年10〜11月と比べ4割前後も円安となっている。日本人観光客が楽しみにする現地での買い物は割高になり、円を基準にした給料を受け取る日本人駐在員の生活も苦しくなっているようだ。(ロンドン 中村宏之、写真も)
現在、欧州を訪れた日本人は、身近なモノやサービスの値段を通じて円安を肌で感じることになる。
6日の為替レート(1ユーロ=167円96銭、1ポンド=247円95銭)で現地の物価を円に換算すると、地下鉄の初乗りはロンドンで約992円(4ポンド)になる。マクドナルドのビッグマックはパリで約537円(3・2ユーロ)だ。
ロンドン市中心部の外貨両替商のレート表。1ポンド=271円台で、1万円両替しても40ポンドに満たない
観光施設の入場料はルーブル美術館が大人約1512円(9ユーロ)、エッフェル塔は最上部まで上ると約1932円(11・5ユーロ)、ロンドンの大観覧車「ロンドン・アイ」に至っては約3719円(15ポンド)の高さだ。比較的安いとされるロンドン市内の大手スーパーのサンドイッチも、わずか2切れで約496円(2ポンド)する。
パリ在住の娘に会うため毎年フランスを訪れている奈良県生駒市の女性(55)は「今年は昨年に比べて旅行代金が4〜5万円ほど高くなった。これに食事代などが加わると、とても苦しい。毎年パリでブランドもののバッグを1個ずつ買うのが楽しみだったが、今年は我慢する。知人へのおみやげも節約しなければいけない」と話す。
日系百貨店も対応に苦慮している。パリに欧州本部を置く三越は、欧州5か国に7店舗を持つ。日本人観光客や現地に住む日本人が主な顧客だ。
三越は3月から4月にかけて、同じ品物が日本と欧州でいくらで売られているかを調べる「内外価格差調査」を行った。すると、例えば20ユーロ前後の価格帯のシャネルの口紅が、免税されても日本の販売価格より100円程度しか安くないことが分かった。他の化粧品では逆に日本の販売価格より高くなってしまうものもあった。これらの商品は売り場から撤去した。
バッグなど他のブランド品でも販売価格を抑えるため、買い付けの際に価格交渉を粘り強く進めている。下田真平・欧州本部長は「お客様は日本よりも安い価格での買い物を期待している。往復の機内で販売される免税品との価格競争も厳しく、様々な工夫で価格を下げる努力が必要になっている」と説明する。
それでも、三越の欧州7店舗の今年1〜6月の売り上げは、前年同期に比べ約5%減った。
駐在員円ベース給与目減り
企業の駐在員への影響も大きい。ある大手信託銀行のロンドン支店の場合、駐在員の給与は円を基準に計算し、ポンドで支給する。物価や為替動向なども毎年1回考慮するが、短期間で急激な円安が進むと手取りの目減りは避けられない。
この銀行の支店長は「家族を連れてきている駐在員の中には、日本の貯金を取り崩して取り寄せる人も多い」と明かす。
逆に、日本に来る欧州の人たちには円安が恩恵をもたらす。国際結婚し、ロンドンに移り住んで30年以上になる日本人の女性会社員(59)は、6月上旬に里帰りした。その際、「食べ物やホテル代などはロンドンの半額ほど。とても過ごしやすかった」と実感した。
パリの日本向け旅行会社、ボヤジュール・オウ・ジャポンも「最近2年間は前年比15〜20%増のペースで日本への旅行者数が増えている。円安・ユーロ高の影響が大きい」と、円安を歓迎している。
(2007年7月9日 読売新聞)
列島での心地いい生活
分からないでもないが
円安・ユーロ高 欧州の日本人直撃
地下鉄初乗り990円/免税でも割高
円安・ユーロ高の中、おみやげ選びに時間をかける観光客(パリ三越で)
円安・ユーロ高が、欧州で過ごす日本人の財布を直撃している。対ユーロの円相場は、1999年のユーロ導入以来の最安値を更新し続けている。対ポンドでも、92年以来15年ぶりの円安・ポンド高の水準だ。いずれも2000年10〜11月と比べ4割前後も円安となっている。日本人観光客が楽しみにする現地での買い物は割高になり、円を基準にした給料を受け取る日本人駐在員の生活も苦しくなっているようだ。(ロンドン 中村宏之、写真も)
現在、欧州を訪れた日本人は、身近なモノやサービスの値段を通じて円安を肌で感じることになる。
6日の為替レート(1ユーロ=167円96銭、1ポンド=247円95銭)で現地の物価を円に換算すると、地下鉄の初乗りはロンドンで約992円(4ポンド)になる。マクドナルドのビッグマックはパリで約537円(3・2ユーロ)だ。
ロンドン市中心部の外貨両替商のレート表。1ポンド=271円台で、1万円両替しても40ポンドに満たない
観光施設の入場料はルーブル美術館が大人約1512円(9ユーロ)、エッフェル塔は最上部まで上ると約1932円(11・5ユーロ)、ロンドンの大観覧車「ロンドン・アイ」に至っては約3719円(15ポンド)の高さだ。比較的安いとされるロンドン市内の大手スーパーのサンドイッチも、わずか2切れで約496円(2ポンド)する。
パリ在住の娘に会うため毎年フランスを訪れている奈良県生駒市の女性(55)は「今年は昨年に比べて旅行代金が4〜5万円ほど高くなった。これに食事代などが加わると、とても苦しい。毎年パリでブランドもののバッグを1個ずつ買うのが楽しみだったが、今年は我慢する。知人へのおみやげも節約しなければいけない」と話す。
日系百貨店も対応に苦慮している。パリに欧州本部を置く三越は、欧州5か国に7店舗を持つ。日本人観光客や現地に住む日本人が主な顧客だ。
三越は3月から4月にかけて、同じ品物が日本と欧州でいくらで売られているかを調べる「内外価格差調査」を行った。すると、例えば20ユーロ前後の価格帯のシャネルの口紅が、免税されても日本の販売価格より100円程度しか安くないことが分かった。他の化粧品では逆に日本の販売価格より高くなってしまうものもあった。これらの商品は売り場から撤去した。
バッグなど他のブランド品でも販売価格を抑えるため、買い付けの際に価格交渉を粘り強く進めている。下田真平・欧州本部長は「お客様は日本よりも安い価格での買い物を期待している。往復の機内で販売される免税品との価格競争も厳しく、様々な工夫で価格を下げる努力が必要になっている」と説明する。
それでも、三越の欧州7店舗の今年1〜6月の売り上げは、前年同期に比べ約5%減った。
駐在員円ベース給与目減り
企業の駐在員への影響も大きい。ある大手信託銀行のロンドン支店の場合、駐在員の給与は円を基準に計算し、ポンドで支給する。物価や為替動向なども毎年1回考慮するが、短期間で急激な円安が進むと手取りの目減りは避けられない。
この銀行の支店長は「家族を連れてきている駐在員の中には、日本の貯金を取り崩して取り寄せる人も多い」と明かす。
逆に、日本に来る欧州の人たちには円安が恩恵をもたらす。国際結婚し、ロンドンに移り住んで30年以上になる日本人の女性会社員(59)は、6月上旬に里帰りした。その際、「食べ物やホテル代などはロンドンの半額ほど。とても過ごしやすかった」と実感した。
パリの日本向け旅行会社、ボヤジュール・オウ・ジャポンも「最近2年間は前年比15〜20%増のペースで日本への旅行者数が増えている。円安・ユーロ高の影響が大きい」と、円安を歓迎している。
(2007年7月9日 読売新聞)
これは メッセージ 46920 (gansandrosas さん)への返信です.
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