英国とポルトガルを見習おう
投稿者: crona45r361 投稿日時: 2004/10/18 13:45 投稿番号: [3499 / 85019]
現代コリアから、です。
進歩派の植民地認識の破綻 佐藤勝巳・和田春樹討論
佐藤勝巳(2004.5.10)
私は四月十八日東京新宿区で、東京大学名誉教授和田春樹氏と「北朝鮮とどう向き合うか」というテーマで数時間討論する機会があった。主催は、長年在日韓国・朝鮮人と共に教育問題などで実践してきた日本人教師などである。
主催者は、公開討論の目的を「異なる立場の人の考えをレッテル貼りで切り捨てるのではなく、まず相手の話を聞き討論する必要がある」と説明していたとおり、実に有意義な会となった。
周知のように、私と和田氏は朝鮮問題では金正日政権の評価などを巡って、ことごとく対立する立場にあった。例えば二、三年前拉致問題を巡って和田氏は雑誌『世界』で、私は雑誌『諸君』で相互に批判論争を行っている。このような二人が公開の場で表記のテーマで論争するなど考えてもいなかったことである。
しかし公開討論は実現し、そのことにより多くのことが論議された。その中でも最も印象に残ったことは、和田氏が私の歴史認識に同意したことであった。和田氏は、今まで繰り返し日本政府・国会は朝鮮植民地支配に対して謝罪すべきだと主張してきた代表的人物のひとりである。
討論のなかで私は、歴史評価は当時の価値観・当時の国際関係を基準にして評価すべきもので、現在の価値観で過去の歴史を評価したら歴史学は成り立たない。一九九五年八月一五日、当時村山首相が発表した「戦後五十年に当たっての首相談話」は、現在の価値観で八十五年前の日韓併合を評価したとんでもない非科学的な談話の典型といえると主張。
過去の世界史のなかで国家や民族間に、支配被支配の例など枚挙にいとまがない。独立していく過程で「謝罪や償い」を要求、更に条約・協定が締結された後でも謝罪云々しているのは、世界で韓国だけだ。最近英国とポルトガルが中国に植民地を返還したが、返還交渉の場で「謝罪や償い」など話題にすらなっていない。
北朝鮮も韓国と同じく、日本の植民地支配に対する「謝罪と償い」を要求しているが、国際的にみてこの主張が如何に普遍性をもたないものであるかを具体例を示し、論証した。
和田春樹氏は「歴史認識においては佐藤さんと同じであり、自分のいう謝罪は、政治的発言である」と同意を表明した。日本進歩派の植民地支配に対して謝罪すべきという主張の『破綻の瞬間』であった。会場の九割は和田氏支持者である。その『瞬間』の彼らの動揺した表情は、壇上にいる私の目にしっかり焼きつくこととなる。
進歩派の植民地認識の破綻 佐藤勝巳・和田春樹討論
佐藤勝巳(2004.5.10)
私は四月十八日東京新宿区で、東京大学名誉教授和田春樹氏と「北朝鮮とどう向き合うか」というテーマで数時間討論する機会があった。主催は、長年在日韓国・朝鮮人と共に教育問題などで実践してきた日本人教師などである。
主催者は、公開討論の目的を「異なる立場の人の考えをレッテル貼りで切り捨てるのではなく、まず相手の話を聞き討論する必要がある」と説明していたとおり、実に有意義な会となった。
周知のように、私と和田氏は朝鮮問題では金正日政権の評価などを巡って、ことごとく対立する立場にあった。例えば二、三年前拉致問題を巡って和田氏は雑誌『世界』で、私は雑誌『諸君』で相互に批判論争を行っている。このような二人が公開の場で表記のテーマで論争するなど考えてもいなかったことである。
しかし公開討論は実現し、そのことにより多くのことが論議された。その中でも最も印象に残ったことは、和田氏が私の歴史認識に同意したことであった。和田氏は、今まで繰り返し日本政府・国会は朝鮮植民地支配に対して謝罪すべきだと主張してきた代表的人物のひとりである。
討論のなかで私は、歴史評価は当時の価値観・当時の国際関係を基準にして評価すべきもので、現在の価値観で過去の歴史を評価したら歴史学は成り立たない。一九九五年八月一五日、当時村山首相が発表した「戦後五十年に当たっての首相談話」は、現在の価値観で八十五年前の日韓併合を評価したとんでもない非科学的な談話の典型といえると主張。
過去の世界史のなかで国家や民族間に、支配被支配の例など枚挙にいとまがない。独立していく過程で「謝罪や償い」を要求、更に条約・協定が締結された後でも謝罪云々しているのは、世界で韓国だけだ。最近英国とポルトガルが中国に植民地を返還したが、返還交渉の場で「謝罪や償い」など話題にすらなっていない。
北朝鮮も韓国と同じく、日本の植民地支配に対する「謝罪と償い」を要求しているが、国際的にみてこの主張が如何に普遍性をもたないものであるかを具体例を示し、論証した。
和田春樹氏は「歴史認識においては佐藤さんと同じであり、自分のいう謝罪は、政治的発言である」と同意を表明した。日本進歩派の植民地支配に対して謝罪すべきという主張の『破綻の瞬間』であった。会場の九割は和田氏支持者である。その『瞬間』の彼らの動揺した表情は、壇上にいる私の目にしっかり焼きつくこととなる。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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