ちょっぱーさんへ
投稿者: chonmage_johney 投稿日時: 2006/02/16 21:41 投稿番号: [21149 / 85019]
こんばんは。
さて、この間のレスで、『言葉は無力である』のロジックを貴兄は提示されておりましたが、三島氏なら、そうものしても不思議ではないですね。
そして、そのロジックですが、かつて、進歩的文化人という人種を斬りに斬りまくった、戦後保守論壇の重鎮・福田恆存氏も用いておりました。彼の名言・金言を綴った『日本への遺言』(文藝春秋社・編:中村保男、谷田貝常夫)では、「言論は空しい、いや言論だけはない、自分のしゐてる事、文学も芝居も、すべてが空しい。がそれを承知の上で、私はやはり今までと同じ様に何かを書き、何かをして行くであらう。(中略)詮ずるところ、幾ら食つても腹が減ることを承知しながら、やはり食べずにゐられないといふ事に過ぎまい」とあります。
これは、言葉のもつ力を逆説的に信じている、彼一流の言い回しだと小生は思います。
福田氏の存在を知り、興味を持ったのは、別冊宝島「保守反動思想家に学ぶ本」(だったかな…)という本での所謂格付けランキングで、三島氏や柳田国男、小林秀雄各氏らを抑えて、最高の評価を受けていたことを見てからでした。それ以降、著作もそれなりに購入しています。
保守思想家とはどうあるべきかを学ぶには、最適任者の一人ではないかと思っておりますし、もっと読まれても良い人物だとも思います。特に私らの世代のように、リアルタイムで福田氏と接してこなかった世代にとっては。
ではまた…。こちらこそ、お相手よろしくです。
これは メッセージ 21028 (chopper8111362 さん)への返信です.
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