よい文章を見つけましたvv
投稿者: hyugeru29 投稿日時: 2006/01/25 00:00 投稿番号: [19936 / 85019]
愛国心の二つの側面(「国家の品格
藤原正彦・著)
祖国愛に対しては、不信の目を向ける人が多いかもしれません。
「戦争を引き起こす原因になりうる」などと、とんでもない意見を言う人が日本の過半数です。
まったく逆です。祖国愛のない者が戦争を起こすのです。
日本ではあまりよいイメージで語られない「愛国心」という言葉には、二種類の考えが流れ込んでいます。一つは「ナショナリズム」です。ナショナリズムとは、他国のことはどうでもいいから、自国の国益のみを追求するという、あさましい思想です。国益主義といってもいい戦争につながりやすい考え方です。
一方、私の言う祖国愛とは、英語でいうところの「パトリオティズム」に近い。パトリオティズムというのは、自国の文化、伝統、情緒、自然、そういったものをこよなく愛することです。これは美しい情緒で、世界中の国民が絶対にもっているべきものです。
ナショナリズムは不潔な考えです。一般の人は敬遠した方がよい。ただし、政治家とか官僚とか、日本を代表して世界と接する人々は当然、ある程度のナショナリズムを持っていてくれないと困る。
世界中の指導者が例外なく、国益しか考えていないからです。日本の指導者だけが、「ナショナリズムは不潔」などと高邁な思想を貫いていると、日本は大損をしてしまう。安全や繁栄さえ脅かされる。一般の国民は、ナショナリズムを敬遠しつつ、リーダーたちのバランスあるナショナリズムを容認する、という大人の態度が必要になってくる。
現実世界を見ると、残念ながらダブルスタンダード(二重基準)で行くしか仕方ないのです。無論、リーダー達の過激なナショナリズムへの警戒は怠ってはなりません。
>私自身は、他国を誹謗中傷することで成り立つ愛国心=ナショナリズムだと思っています。逆に、他国を貶めることなく、むしろ高めあっていくことで成り立つ愛国心=パトリオティズム。
>ここのトビなら、「トルコ人を助けた串本町の人々」の話に、「感動した!」。そして、湾岸戦争で、飛行機を出してくれたトルコに「ありがとう」と思うこと。他国同士が、お互いの素晴らしさを称えあう、これが、祖国愛なんじゃないでしょうか?
>「教科書が教えない歴史(104万部のベストセラー)」には、たくさんの「日本人」が出てきます。ささやかな、でも、一生懸命な彼ら、「日本人」と、出会ったとき、私自身が「恥ずかしくない日本人」でありたい、と心から思います。
祖国愛に対しては、不信の目を向ける人が多いかもしれません。
「戦争を引き起こす原因になりうる」などと、とんでもない意見を言う人が日本の過半数です。
まったく逆です。祖国愛のない者が戦争を起こすのです。
日本ではあまりよいイメージで語られない「愛国心」という言葉には、二種類の考えが流れ込んでいます。一つは「ナショナリズム」です。ナショナリズムとは、他国のことはどうでもいいから、自国の国益のみを追求するという、あさましい思想です。国益主義といってもいい戦争につながりやすい考え方です。
一方、私の言う祖国愛とは、英語でいうところの「パトリオティズム」に近い。パトリオティズムというのは、自国の文化、伝統、情緒、自然、そういったものをこよなく愛することです。これは美しい情緒で、世界中の国民が絶対にもっているべきものです。
ナショナリズムは不潔な考えです。一般の人は敬遠した方がよい。ただし、政治家とか官僚とか、日本を代表して世界と接する人々は当然、ある程度のナショナリズムを持っていてくれないと困る。
世界中の指導者が例外なく、国益しか考えていないからです。日本の指導者だけが、「ナショナリズムは不潔」などと高邁な思想を貫いていると、日本は大損をしてしまう。安全や繁栄さえ脅かされる。一般の国民は、ナショナリズムを敬遠しつつ、リーダーたちのバランスあるナショナリズムを容認する、という大人の態度が必要になってくる。
現実世界を見ると、残念ながらダブルスタンダード(二重基準)で行くしか仕方ないのです。無論、リーダー達の過激なナショナリズムへの警戒は怠ってはなりません。
>私自身は、他国を誹謗中傷することで成り立つ愛国心=ナショナリズムだと思っています。逆に、他国を貶めることなく、むしろ高めあっていくことで成り立つ愛国心=パトリオティズム。
>ここのトビなら、「トルコ人を助けた串本町の人々」の話に、「感動した!」。そして、湾岸戦争で、飛行機を出してくれたトルコに「ありがとう」と思うこと。他国同士が、お互いの素晴らしさを称えあう、これが、祖国愛なんじゃないでしょうか?
>「教科書が教えない歴史(104万部のベストセラー)」には、たくさんの「日本人」が出てきます。ささやかな、でも、一生懸命な彼ら、「日本人」と、出会ったとき、私自身が「恥ずかしくない日本人」でありたい、と心から思います。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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