韓国映画

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Re: シム・ウナは

投稿者: tachstone 投稿日時: 2006/01/19 09:12 投稿番号: [92 / 129]
[百夜]は世界に誇ってよい映画だが、再会の場面が余りにもあっけなかった。

この映画の狙いは第一話の、国境越えの男女の愛情にあるのだから、最後までこの主題は放棄してほしくなかった。結果はシムナの愛情が余りにもあっけなくイ・ビョン   ホンに移行している。父を殺されたからだろう。

儒教の国では実父を殺されれば、これは絶対に許されない事だろうから、韓国人にとってはシムナの心変わりは当然なのかもしれない。

然し、これは国境越えの命をかけた男女の愛情を否定するもので観客は興醒めに思うだろう。命を掛けて国境をさせてくれた男への変わらぬ思いがこの映画の思想、背骨だ。

シムナの男と、イ・ビョン   ホンへの愛情は最後までヒフテイヒフテイにすべきだった。残念ながらエンド部分はそこの浅いヒルメロになってしまっている。イ・ビョン   ホンを最後には生還させなかったのがせめてもの救いだ。

もっともこう言いながらも、どの国でも作れない希有の大作である事は間違いない。映画なのか、テレビなのか分からないが、全く退屈させない映画だ。スクリーン上の風景だけでも、その美しさには、圧倒される。コンピューターを駆使しての合成画像もあるのだろうが・・・。

それにしても韓国人はどえらい映画を作ったものだ。宮崎勤風の時代を送った事があったが、これほど壮大なロマン映画は見たことがない。
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