25%削減は科学の要請か
投稿者: mouki_fuboku 投稿日時: 2011/12/09 22:34 投稿番号: [53406 / 55267]
大分前の記事ですが・・・。
IPCCの代表執筆者の山口氏のコラムは、別の回も含めもう何回も貼ってるんだけど。
25%削減は科学の要請か[前編]
http://eco.nikkeibp.co.jp/em/column/yamaguchi/79/index.shtml
>IPCC報告書のどこを読んでも2℃を超えるべきでないとは言っていないにもかかわらず、世界のリーダー(日本は麻生太郎元首相)も、IPCC報告書を読み違っているのは極めて残念な次第である。これは、独自に2℃目標を掲げてこれを世界の合意にしたいEU(欧州連合)の首脳に、日・米・加の首脳が(宣言の持つ意味に気付くことなく)押し切られた結果であると思う。
***
>もう1点大切なことは、IPCCのパチャウリ議長が、あたかもIPCCが2℃を要請しているかのごとき物言いをし、マスコミがこれをIPCCの要請として報道したこともあると思う。この意味で、パチャウリ議長の責任は重大である(この具体的な実例については本欄「 科学とIPCC 」参照)。
25%削減は科学の要請か[後編]
http://eco.nikkeibp.co.jp/em/column/yamaguchi/80/index.shtml
>例えば、気温上昇については、2.0〜2.4℃から4.9〜6.1℃まで6つのカテゴリーがある。鳩山前首相は、このなかから政治判断として、工業化以前に比べて2℃以内に抑えるという目標を選択し、結果としてEU(欧州連合)の主張を支持したわけである。必然的に、これは6種類のうち一番上のカテゴリーを選ぶことになる(繰り返しになるが、EUの主張も含めて、これは科学の要請ではなく前首相の政治判断である。この点は、5月21日の参議院本会議での首相答弁で一層明らかになっている)。このカテゴリーの場合、気温上昇は2.0〜2.4℃であり([表1]最上段4列目)、それを実現するためには、2050年の世界の排出量は2000年比50-85%削減が必要(need to reduce)とされるが、確実に2℃以下に抑えるには、これでは十分ではない点に留意すべきである。
***
>「IPCCの報告書は政策決定者に選択肢を与えるものであり、彼らに何をすべきかを示すものではない」のである。IPCCにリードオーサーとして参加した人なら、誰でもよく知った言葉がある。IPCCのいろいろな場面で繰り返されるこの言葉は、
>Not policy prescriptive but policy relevant
>特定の政策の勧告ではなく意志決定に際して有用な情報(の提供)
>であり、これがIPCCの役割だというものである。
***
>科学としてのIPCCは、価値判断を伴う政策問題についての勧告機能を初めから放棄しており、加えて、経済への悪影響も含めた危険でない濃度水準については、文献から見る限りほとんど意見の一致がないとしている点である。こうしたなかでIPCCが、意思決定者にどの水準で安定化すべきだとか、どこまで削減をすべきだというような勧告や要請をすることは、全くあり得ないということは明らかである。
(引用ここまで)
温暖化のリスクを軽視する人に対し、温暖化は真実だ!科学的じゃない!と連呼することの馬鹿さ加減に少しは気付いてくれると良いんですけど。
で、温暖化論者の人達はどんな対策でいつまでにどれくらい世界の二酸化炭素排出量を減らせば良いと思ってるんですか?
何で、温暖化は真実だ、脅威だと言ってる人からはこういう話が出ないんでしょう?
永遠ループの人が懐疑を理由に温暖化対策を拒否する国はないとか何とか言ったらしいですけど、全く以ってその通り!
世界の温暖化対策が遅々として進まないのは“懐疑論の故では無い”んですけどね。
IPCCの代表執筆者の山口氏のコラムは、別の回も含めもう何回も貼ってるんだけど。
25%削減は科学の要請か[前編]
http://eco.nikkeibp.co.jp/em/column/yamaguchi/79/index.shtml
>IPCC報告書のどこを読んでも2℃を超えるべきでないとは言っていないにもかかわらず、世界のリーダー(日本は麻生太郎元首相)も、IPCC報告書を読み違っているのは極めて残念な次第である。これは、独自に2℃目標を掲げてこれを世界の合意にしたいEU(欧州連合)の首脳に、日・米・加の首脳が(宣言の持つ意味に気付くことなく)押し切られた結果であると思う。
***
>もう1点大切なことは、IPCCのパチャウリ議長が、あたかもIPCCが2℃を要請しているかのごとき物言いをし、マスコミがこれをIPCCの要請として報道したこともあると思う。この意味で、パチャウリ議長の責任は重大である(この具体的な実例については本欄「 科学とIPCC 」参照)。
25%削減は科学の要請か[後編]
http://eco.nikkeibp.co.jp/em/column/yamaguchi/80/index.shtml
>例えば、気温上昇については、2.0〜2.4℃から4.9〜6.1℃まで6つのカテゴリーがある。鳩山前首相は、このなかから政治判断として、工業化以前に比べて2℃以内に抑えるという目標を選択し、結果としてEU(欧州連合)の主張を支持したわけである。必然的に、これは6種類のうち一番上のカテゴリーを選ぶことになる(繰り返しになるが、EUの主張も含めて、これは科学の要請ではなく前首相の政治判断である。この点は、5月21日の参議院本会議での首相答弁で一層明らかになっている)。このカテゴリーの場合、気温上昇は2.0〜2.4℃であり([表1]最上段4列目)、それを実現するためには、2050年の世界の排出量は2000年比50-85%削減が必要(need to reduce)とされるが、確実に2℃以下に抑えるには、これでは十分ではない点に留意すべきである。
***
>「IPCCの報告書は政策決定者に選択肢を与えるものであり、彼らに何をすべきかを示すものではない」のである。IPCCにリードオーサーとして参加した人なら、誰でもよく知った言葉がある。IPCCのいろいろな場面で繰り返されるこの言葉は、
>Not policy prescriptive but policy relevant
>特定の政策の勧告ではなく意志決定に際して有用な情報(の提供)
>であり、これがIPCCの役割だというものである。
***
>科学としてのIPCCは、価値判断を伴う政策問題についての勧告機能を初めから放棄しており、加えて、経済への悪影響も含めた危険でない濃度水準については、文献から見る限りほとんど意見の一致がないとしている点である。こうしたなかでIPCCが、意思決定者にどの水準で安定化すべきだとか、どこまで削減をすべきだというような勧告や要請をすることは、全くあり得ないということは明らかである。
(引用ここまで)
温暖化のリスクを軽視する人に対し、温暖化は真実だ!科学的じゃない!と連呼することの馬鹿さ加減に少しは気付いてくれると良いんですけど。
で、温暖化論者の人達はどんな対策でいつまでにどれくらい世界の二酸化炭素排出量を減らせば良いと思ってるんですか?
何で、温暖化は真実だ、脅威だと言ってる人からはこういう話が出ないんでしょう?
永遠ループの人が懐疑を理由に温暖化対策を拒否する国はないとか何とか言ったらしいですけど、全く以ってその通り!
世界の温暖化対策が遅々として進まないのは“懐疑論の故では無い”んですけどね。
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/2000251/co5e29ch2bdldbja4k4xa47a4f0l8c0a1aa_1/53406.html