温暖化・雑感(悲観・懐疑論論)
投稿者: roundupup 投稿日時: 2007/02/11 11:39 投稿番号: [286 / 55267]
このトビで多くの方の意見を見させて頂いていますが、地球温暖化問題は極端に悲観的な意見と懐疑的な意見に分かれるように思いました。
しかし、IPCCの報告にしても他の研究にしても、現状で極端に悲観的なものはだされておらず、今から対策をとれば十分間に合うとの結論で一致しています。また、地球全体で炭酸ガスを吸収できる能力はせいぜい年間110億トンなのでそれ以上の排出は大気に放出されていくことになります。
問題はその放出量がこの30年で指数関数的に増えているという点です。
ではなぜ30年で増えたのかというと、先ず20世紀前半には世界戦争が2回もあり、植民地政策で途上国は貧しい生活を強いられ、70年代には石油ショックが2回も起こったからです。その後は冷戦体制が崩壊し、世界経済は安定化し、途上国の生活レベルも改善されつつあるのは周知の通りです。
20世紀前半は戦争の脅威の時代、そして後半はそれを終わらせた平和の時代とすると、21世紀前半は地球温暖化の脅威の時代、後半はそれを終わらせることができるかどうか未来が2つに分かれているのだと思うのです。
アルゴアの主張もIPCCやスターン報告書の結論も全てこうした2つの未来を世界に示していると理解すべきと思うのです。地球の温度が100年で結果的に6度ではなく1度しか上がらないのかもしれない。でもポイントは温度が少しでも上昇するということと、その傾向が続けば100年後ではないかもしれないけれどもいつか地球は深刻なレベルまで温暖化するということです。
今、世界がやらなければならないのは、悲観的になることではなく、勿論、100年後の温度上昇が1度なのか6度なのかという予測精度の議論でもなく、温暖化削減にむけて行動すること、世界と対話することではないかと思うのです。
これは メッセージ 172 (roundupup さん)への返信です.
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