Re: 「千頭も」の捕殺が絶対必要、な理由♪
投稿者: mane_hn_taisaku01 投稿日時: 2010/02/22 23:50 投稿番号: [228 / 252]
ちょっとくらい自分で調べろよ
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/lesson/nov01-3.html
ミンククジラを含むナガスクジラ科の鯨類の耳垢には年輪を刻む成長層があって、あるステージにくるとその成長層の間隔が急に変化する部位があります。これを変異相というのですが、研究の結果、変異相が形成される年齢は、性成熟時の年齢を意味することが分かっています。
捕獲した鯨の耳垢栓変異を多数分析したところ、結果としてミンククジラの性成熟年齢が若齢化していることが分かってきました。なぜ若齢化がおきたのか? 私達が立てた説は、シロナガスクジラとの競合でした。シロナガスクジラとミンククジラは、同じオキアミ(特にナンキョクオキアミ)を餌とし、分布域や局所的な棲息場所も非常に近接しています。1930年代以降、シロナガスクジラを大量に捕獲したため、シロナガスの資源量が急減します(ミンククジラが捕獲されるのは1971年から)。このため競争相手のミンククジラにとっては栄養環境が急に向上した。ミンククジラは体格依存型の性成熟を示すんですね。ちょうど高度成長以後に生まれた子どもたちの身長が伸び、早熟になったと同様、オキアミを豊富に摂取したため性成熟年齢が若齢化したわけです。
1940〜50年代の初めには12歳前後だったメスの性成熟年齢は、70年代前半には7〜8歳になり、子どもを出産できるメスの数も必然的に増加します。一方、鯨が減少する要因となる歴史的な自然死亡率の増加が想定できないため、私達はミンククジラの頭数は歴史的に増加したと考え、1980年頃からIWC科学委員会で、この考え方を主張していきました。
ミンククジラの頭数が増えていることは、管理方式にも影響を与えまた捕獲枠増加につながるため、私達の性成熟年齢の若歳化説には頑強に反対する意見も当然ありました。以後のこの現象の真意を巡り15年間強にわたるディベートがおこなわれることになりましたが、議論が結果としてみると、この反対意見や批判者の存在によって、我々は自らの分析の欠点に気づき、さらに資料を探し求めそれを検討してみるという、当たり前であるがなかなか達成できないエクササイズが体現できたわけです。ディベートの程度は年度によって差がありますが、次第にミンククジラの頭数が増えていることは、ほかのデータからも明らかになってきて、また捕鯨を取り巻く情勢も変わり、捕鯨に反対だから性成熟の若齢化に異議を唱えるという状況ではなくなってきました。
こうして、1997年9月に開催されたIWC科学委員会の特別作業部会において、ミンククジラの若齢化は真の現象であるとする結論に達して、足かけ17年にわたって論議されてきたこの問題にいちおうの決着がつきました。長い間この研究に取り組んできた身としては、非常に感慨深いものがあり、正直全身から力の抜ける思いでしたね。
http://eco.goo.ne.jp/business/csr/lesson/nov01-3.html
ミンククジラを含むナガスクジラ科の鯨類の耳垢には年輪を刻む成長層があって、あるステージにくるとその成長層の間隔が急に変化する部位があります。これを変異相というのですが、研究の結果、変異相が形成される年齢は、性成熟時の年齢を意味することが分かっています。
捕獲した鯨の耳垢栓変異を多数分析したところ、結果としてミンククジラの性成熟年齢が若齢化していることが分かってきました。なぜ若齢化がおきたのか? 私達が立てた説は、シロナガスクジラとの競合でした。シロナガスクジラとミンククジラは、同じオキアミ(特にナンキョクオキアミ)を餌とし、分布域や局所的な棲息場所も非常に近接しています。1930年代以降、シロナガスクジラを大量に捕獲したため、シロナガスの資源量が急減します(ミンククジラが捕獲されるのは1971年から)。このため競争相手のミンククジラにとっては栄養環境が急に向上した。ミンククジラは体格依存型の性成熟を示すんですね。ちょうど高度成長以後に生まれた子どもたちの身長が伸び、早熟になったと同様、オキアミを豊富に摂取したため性成熟年齢が若齢化したわけです。
1940〜50年代の初めには12歳前後だったメスの性成熟年齢は、70年代前半には7〜8歳になり、子どもを出産できるメスの数も必然的に増加します。一方、鯨が減少する要因となる歴史的な自然死亡率の増加が想定できないため、私達はミンククジラの頭数は歴史的に増加したと考え、1980年頃からIWC科学委員会で、この考え方を主張していきました。
ミンククジラの頭数が増えていることは、管理方式にも影響を与えまた捕獲枠増加につながるため、私達の性成熟年齢の若歳化説には頑強に反対する意見も当然ありました。以後のこの現象の真意を巡り15年間強にわたるディベートがおこなわれることになりましたが、議論が結果としてみると、この反対意見や批判者の存在によって、我々は自らの分析の欠点に気づき、さらに資料を探し求めそれを検討してみるという、当たり前であるがなかなか達成できないエクササイズが体現できたわけです。ディベートの程度は年度によって差がありますが、次第にミンククジラの頭数が増えていることは、ほかのデータからも明らかになってきて、また捕鯨を取り巻く情勢も変わり、捕鯨に反対だから性成熟の若齢化に異議を唱えるという状況ではなくなってきました。
こうして、1997年9月に開催されたIWC科学委員会の特別作業部会において、ミンククジラの若齢化は真の現象であるとする結論に達して、足かけ17年にわたって論議されてきたこの問題にいちおうの決着がつきました。長い間この研究に取り組んできた身としては、非常に感慨深いものがあり、正直全身から力の抜ける思いでしたね。
これは メッセージ 227 (mituo51515 さん)への返信です.
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