毅然だ!
投稿者: uncle58jp 投稿日時: 2012/08/26 09:21 投稿番号: [2503 / 11771]
総理大臣も外務大臣も元外務官僚も、新聞の論説委員もテレビ解説の用済み教授も、はてはあろうことかみのもんたまで、今や国中が毅然の山。
キゼンキゼンキゼンキゼンキゼンと聞かされているうちにフッと思った。「オイ、毅然って何?」
考えてみれば日常生活でも会社の仕事でも「毅然」などという単語は使ったことがない。
「お父さん!隣の××くんがうちの○○ちゃんに乱暴して、こんなケガさせたのよ。」
「何、またか!今度こそ毅然とした姿勢で臨もう」
・・・
なんて言わないね。
「課長、今日A社へ約束どおり集金に言ってきたんですけどね。言を左右にして結局払ってくれなかったんですよ。」
「何!当社をバカにするにも程がある。よし、毅然たる対応をとろう!」
・・・
なんて言わないね。
「親分!△△組の連中がウチのシマでミカジメ取って廻ってますぜ!」
「何!太てぇ野郎だ。毅然とヤキを入れてやるぜ。」
・・・
なんてヤクザの世界でも言わないね。
確かに辞書引けば意味は書いてあるよ。でも辞書から借りてきた単語が国中を埋め尽くすなんて言語文化的におかしいんじゃないの?
と考えているうちにわかった。「毅然」というのは「前向きに善処いたします。」というのと同じ官僚用語なんだ。つまり「毅然」とは「打つ手なしでお手上げです。」という意味なんだと。
いや、それで良いよ。何もしなくって。日本の外交力なんか世界で100番目くらいなんだから。キム・ジョンイルの1/100もないんだから。
ない知恵を無理に絞って下手を打たれりゃ取り返しがつかない。外交力がせめて世界で20番くらいになってから毅然とやってくれ。大丈夫、それまで事態は動かないから。
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